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2005年02月17日
テキサスの風
今日は、フォートワースでのハーベストです。ほぼ半年ぶりのダラス行きです。ドナーデスクからは、「どこにもよらずに走って集合場所まで来い。」との呼び出しで、オフィスのビルのATMの前まで、走っていきます。
それでも、ジャケットを忘れるわけには生きません。ドナーの手術に必要なのは、何よりも機内のでの寒さに耐えるジャケットなのです。
今日は、ピッツバーグから訪れている、日本人の先生も一緒に同行です。彼も、一緒に病院の車でマイアミ空港へ。屋台のホットドック屋で、食料も調達します。
ダラス・フォートワースまでは、3時間のフライト。飛行機はネープルからメキシコ湾を越えて、ニューオリンズへ。ミシシッピー川が海に入っても未だ川として流れている川州を眼下にしながら、ルイジアナに入ります。ダラス、マイアミ間は何回か車で往復したのですが、飛行機だとあっという間です。
良くドナーで来た、テイラーを右にすると、ダラスのダウンタウンが見えてきます。この前までつとめていた、病院もすんでいたホワイトロックレイクも、とても懐かしいですね。きっと今日も変わらず、他のフェロー達が病棟をまわっているのかと思うととても不思議な気がします。そういえば、催促が来ている書き直しの論文も早く送らねば。
飛行機は、ダラス・フォートワース空港を越えて、フォートワースのローカルの飛行場に到着します。空港からは、バンで病院まで。テキサスナンバーばかりです。ストックヤードを通ってダウンタウンに向かうので、本当にテキサスといったらカーボーイの国に感じます。せっかくジャケットを用意したのに、この日のフォートワースは80度と異常な暑さで無駄になってしまいました。
いつも通っていた病院の近くの子供病院で、ハーベストを終えると、マイアミへとんぼ返りです。フォートワース滞在はたったの3時間でした。それでも、久しぶりにテキサスの風を感じることがで来ました。
帰りの飛行機の機内食は、テキサスビーフバーガー。異常にに塩辛いです。これがテキサスの味ですね。
夜の10時にはエバーグレーズの漆黒の湿原を越えると、明るいマイアミに戻ってきます。そしてそのまま、患者さんの待つ手術室へ。
投稿者 管理人 : 2005年02月17日 06:32
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