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2005年08月31日

ガソリンがない

 ニューオリンズでは大変な被害が出ているようですね。CNNでも一日中このニュースばかりです。さて、こちらマイアミもだいぶん復旧しては来ましたが、今日になって、ドラール地区でもガソリンが手に入らなくなってきました。今回のハリケーンの被害を見越しての買いだめのせいか、今日病院から帰ってくるときも何軒もガソリンスタンドをまわらなければいけない羽目になってしまいました。ガソリンの値段も、もう1ガロン3ドルにとどきそうです。

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2005年08月30日

陽佑ちゃん移植報告(手術後243日目)


 陽佑ちゃんの風邪もほとんど回復しました。今日は、リハビリをした帰りに、オフィスに訪ねてくれました。秘書のメアリーはオフィスが寒いので、白衣を着ています。
 後のこるリハビリテーションも2回のみです。

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Go!Go! Miami!

 さて、今週いっぱいまで移植外科をまわっている学生さんが、ブログをつけているようです。今後、彼らのマイアミ生活が報告されるでしょうから楽しみですね。

Go!Go! Miami!
http://blogs.yahoo.co.jp/miami55miami

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2005年08月29日

ニューオリンズ

 カトリーナはニューオリンズをはじめとして、メキシコ湾岸に大きな被害をもたらしたようですね。マイアミでさえも未だ停電の家もありますし、信号機も壊れているところが多いですから。少しでも、早く復旧の手が入ると良いですね。

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2005年08月28日

信頼区間95%

 ただ、病気はは必ずしもテキストや試験通りに振る舞ってはくれません。特に、移植の患者さんは顕著なようです。テキストやEBMといっても、それは論文の積み重ねで出来ているものですし、論文になる医学的事実は、あくまでも信頼区間95%にしか過ぎません。特にICUに患者さんを送ったりするときは「ICU搬送の適応にならない。」と議論になるのですが、「こういう経過を取るに違いない」と頼み込むことがよくあります。このあたり、経験がある先生はすごいと思うのですが、優れた臨床医というのは信頼区間95%の向こうの5%が読めることなんでしょうね。

 とりあえず、管理人は信頼区間95%を勉強することにしましょう。

投稿者 管理人 : 22:43 | コメント (0) | トラックバック

USMLE Step 3

さて、USMLEのStep 3ですが、試験問題はプライマリーケアーの臨床が中心で出題されます。この試験でおもしろいことは、模擬臨床例試験(Clinical Case Simulation)という出題があって、実際に臨床例に沿ってオーダーを出していくという問題があります。このような出題の仕方は非常によく考えられていて、日本でも導入できないかと思います。また、問題ないようにはムンテラ(患者さんへの説明)や、法的責任の様なものまで出題されるようです。

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ハリケーンカトリーナ北上中

今日は4人も入院が入るので、医局で待機中です。ハリケーン・カトリーナは、最大級のカテゴリー5まで、勢力を強めて、北上を続けています。中心気圧は大西洋の台風で史上4位、9mの高潮が予想されています。海抜以下のニューオリンズでは強制避難勧告まででてしまいました。去年、ちょうどマイアミへ引っ越すときに同様にニューオリンズに避難勧告が出て、大渋滞に巻き込まれて大変な思いをしたのが思い出されます。被害が最小限に食い止められると良いのですが、カテゴリー1でも大変だったのに、カテゴリー5とは想像も出来ません。いままで本土に上陸したカテゴリー5のハリケーンは3つだけです。いまはただ祈ることしかできません。
マイアミでも関心は高く、ナースステーションの看護婦もその話題で持ちきりです。

投稿者 管理人 : 16:39 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月27日

4-way stop

 カトリーナはますます勢力を強めて、北部フロリダに向かっているようです。さて、嵐の時は信号機が止まります。4-way stopという、信号がない交差点で、4方向全部の道路に一時停止の標識があるときは、来た人から順番に一台ずつ進むという標識があります。アメリカでの利点は、信号が壊れたときは4-way stopと見なして進むことになっているので、比較的スムーズです。
 ところが、マイアミではこの4-way stopがみななかなか出来ません。タイミング良く進んでくれないので、すぐに信号が大混雑になります。なんで、マイアミはこんなに運転がへたくそなのでしょうかね。
 ハリケーンの度にガソリンスタンドは長蛇の列になるのですが、たいていはちょっと地域をはずれるとそんなには混んでいません。少し走ればいいのですが、なかなか気がつかないのでしょうか。

投稿者 管理人 : 20:04 | コメント (1) | トラックバック

2005年08月26日

ダラス情報板より

05/08/26(金)11:40:46 投稿者[mei]

【No.118】 タイトル[ダラスのホテル]
以前一年ほど住んでいた者です。ご家族の方が車の運転をなさらないのであればホテルはダウンタウン周辺の電車が利用できる位置がいいかと思います。ダウンタウンにはJFKのミュージーアムやオールドタウンなどあってウエストエンド辺りはいいかと思います。電車に乗ってノースパークというショッピングモールにも行けます。ホテルハイヤット隣にあるりユニオンタワーでお食事なさってみては?いい思い出になりますよ。

投稿者 管理人 : 22:38 | コメント (0) | トラックバック

ダラス情報板より

05/08/26(金)10:25:24 投稿者[とある内科医]

【No.115】 タイトル[ダラスのホテル]
ダラスにて開催される学会に参加する者です
以下の件に関してご助言いただけないでしょうか。
1)妻・子供は、ショッピングモールを歩く、もしくは、ホームページにある観光名所に行く予定ですが、
滞在するホテルはダウンタウン地域が便利か、Route 35E沿いのMARKETT HALL. APPAREL MART周囲(周囲にたくさんホテルあります)が良いのでしょうか。
2)おすすめのショッピングセンターがあれば教えていただけないでしょうか。
3)ダウンタウンは他の都市と同じく、治安は良くないと考えた方がいいのでしょうか。

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陽佑ちゃん移植報告(手術後240日目)

 昨日もちょっとだけ外来受診。外はハリケーンで大変ですが、ビーチサイドは、ハリケーンの中心から外れたので、意外と平気だったみたいです。
 秘書さんのことは好きみたいで、くすぐるとキャッキャとと笑っています。

投稿者 管理人 : 22:08 | コメント (0) | トラックバック

臨床医のブログ

 最近、臨床医のブログというものをよく見かけるようになりました。多くは、匿名でかかれていて、「医療現場の裏側」を気取ってかかれたものがあります。その一つの、ブログに「日だまり日記」という研修医のブログがありました。彼女は、とある救急外来での出来事について愚痴を書いたのですが、それに対して、同じく医師のブログから反発を招かれて、結果的には閉鎖と言うことになってしまいました。
 どういうつもりで書いているのかはわかりませんが、いくら匿名でも、「医師のブログ」と名を付けている以上は、書いていることには責任を持ってほしいものです。もし、閉鎖をするぐらいなら最初からブログなど作らないで、日記帳にでも日頃の愚痴を書きつづっていておいてほしいものです。
 日記をブログやホームページで公開すると言うことがはやっていますが、その内容が患者さんへの配慮を欠いていると言うことから、いくつかのサイトが閉鎖に追い込まれています。その多くは、マスコミや、某巨大掲示板でたたかれたことが原因となっていますが、今回は、同じくブログを運営する医師が、批判したということは特筆するべきことでした。
 医師になりたての研修医だから大目に見てやってくれという意見もあるかもしれませんが、患者さんにとっては研修医も医師であり、まじめに研修をしている他の研修医達への迷惑になります。たとえ匿名であったとしても、「医師のブログ」と銘打っている以上は、自分の受け持っている患者さんが読んでいても、不愉快にならないものにしてほしいものです。

こどものお医者さん日記 おおきくなりたいね
http://childdoc.exblog.jp/

NICU勤務医をしてる筆者の日記。今回の研修医ブログ「日だまり日記」に対して、筆者の意見を含め様々な意見が述べられています。

うろろのときめきダイアリー
http://geocities.yahoo.co.jp/dr/view?member=urolo

 8/21の日記にこの研修医の日記が引用されています。この先生の日記はかなりユニークなのですが、管理人とほとんど同時期に鉄緑会大阪校の数学と化学の主任講師をしていたとのこと。管理人も数学と化学の講師をしていたからどこかで遭遇していたかもしれません。

投稿者 管理人 : 20:36 | コメント (1) | トラックバック

ハリケーン・カトリーナ

日本でも台風が首都圏を直撃したようですが、こちらマイアミでも、ハリケーンが直撃しました。ハリケーン・カトリーナはカテゴリー1と一番小さいハリケーンですが、それでも大きな被害を出しました。
 管理人の家は、夜に電気が瞬間だけ切れてエクセルのファイルが飛んだくらいの被害しか出ていませんが、未だ停電の家も多くあります。

 朝出勤のためにでかければ、アパートの中の立木が倒されていて、道がふさがれたドラールアベニューは通行止めになっています。
 インターンは木がふさいで病院に来られないと最初連絡があったのですが、後から聞いたら、床上まで浸水したとのこと。実際、コーラルゲーブルやケンドールは木がなぎ倒されたり、浸水したりしてかなり被害が出ているようです。
 インターン曰く「どんなに小さくてもハリケーンは、ハリケーンだ。」 よくわかりました。CNNで見たら、知事も同じようなことを言っていたようです。。被害に遭われた地域、早く復旧すると良いですね。
 実習に来ている学生も、家が停電で帰れません。インターンについて当直を見学するのにちょうど良い機会なので、今日は病院にお泊まりです。

投稿者 管理人 : 20:26 | コメント (48) | トラックバック

東欧ドライブ紀行(アウシュビッツ=ビナケウ収容所編)

アウシュビッツ収容所の入り口にあるゲート。上には「働けば自由になる」と書いてある。この門をくぐるときに、何を思っていたのでしょう。

 60年前の空もこんなに蒼かったのでしょうか。

 アンネ・フランクが送られたアウシュビッツ・ビナケウ収容所を訪れます。(彼女はその後ドイツのベルゲン・ベルゼン収容所でなくなりました。)ここで行われていたことは 600万人の虐殺という歴史上の記述ではありません。家族を持ち人間として固有の人生を歩んでき人が、一人ずつ殺されていき、それが600万回繰り返されたのです。
 数多くの映画でも撮影されていた、ビナケウ収容所の引き込み線。数多くのユダヤ人がこのホームに着いた後、ガス室へと送られていきました。
 この写真は引き込み線の終着点から撮影しています。これより先に線路はありません。

 今では、多くの観光客が、線路の上を歩いています。

 
 患者さん一人が亡くなるだけでも悲しいのに、600万回ということが想像できるでしょうか。
 多くの子ども達も犠牲になりました。ナチスドイツの医師達も、人体実験に参加しています。
 屋内の展示では、多くの虐殺の証拠が展示されています。
 収容所に到着したときはすべてのもの、その人の歴史をすべて取り上げられてしまいます。
 展示されていた、取り上げられた家族写真が痛々しいです。


狂気と正気は紙一重です。ナチスドイツも人体実験に協力した医師も、おそらく善良な一市民だったでしょう。私たちが同じことを繰り返さないという保証は何もなく、ただ出来ることは同じことを繰り返さないために、歴史に学ぶことしかないのです。
 収容者達を隔てていた有刺鉄線。広大な敷地には、収容所の残骸だけが残っています。広島の原爆記念館と同じように、意外なほど、現在が支配しています。今では、簡単にドイツから車で訪れることが出来ます。

 しかし、僅か60年前にここで多くの人が殺されていたのは代え難い事実なのです。

「このいまわしい戦争もいつかは終わるでしょう。いつかはきっと私たちがただのユダヤ人ではなく、一個の人間となれる日が来るはずです。」
                                   アンネ・フランク

Auschwitz-Birkenau Memorial and Museum(アウシュビッツ記念館)
http://www.auschwitz.org.pl/

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カトリーナ

ハリケーンカトリーナが、マイアミに上陸しました。午後8時頃には管理人の住むドラール地区がハリケーンの目に入ったので静かです。朝からオフィスのテレビで一日中テレビのハリケーン情報をつけていて、今日は少し早めに病院を出たのですが、駐車場は停電でエレベーターや、ゲートが動かずに病院から出るのが一苦労。
 道路も、立木が倒れていたり、信号が止まっていたりしてまさに嵐の町です。ガソリンスタンドは車が並んでいますし、多くの店が閉まっています。昨日のうちに、ガソリンを満タンにしておいて良かったです。アメリカに来たときの倍以上もするガソリン代ではかなり痛いですが。

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2005年08月25日

家具の処分

帰国の引越で困ることは家具の処分です。会社が費用を出してくれる駐在員ならともかく、臨床・研究留学の場合全部自費と言うことになります。そのため、家具類は処分して帰らなければなりません。ただで引き取ってくれる人がいればいいのですが、それでもベッドやソファーなどは運送費がかかってしまうので、そうも行きません。結局は、救世軍にでも頼んで、全部寄付すると言うことになるのでしょう。

投稿者 管理人 : 09:20 | コメント (0) | トラックバック

マイアミ情報板より(メールアドレスの登録もできます.)

マイアミ情報板より(メールアドレスの登録もできます.)

05/08/19(金)17:56:49 投稿者[MOCA]

【No.25】 タイトル[クルーズに便利なホテルを探しています]
初めまして。
12月にマイアミ港を出向する西カリブ海クルーズに参加する予定なのですが、その前後泊に利用するホテルを探しています。
港へ行くのに便利で、オススメのホテルがあったら、ぜひ教えてください。
ちなみに、女性三人でトリプルを利用したいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。

投稿者 管理人 : 05:37 | コメント (102) | トラックバック

2005年08月24日

間違いだらけの肩書き選び 

 よく肩書きの英訳はこれで正確なのでしょうかと言われるのですが、元々日本と米国の制度が違うので、正しい訳というものはありません。よく、助手を Assistantと訳すことがありますが、これだと、実験助手のように聞こえます。また、医局長も"Secretary"と訳すと、医局秘書のように聞こえます。たしかに、Assistant Professorと訳すと、何か気恥ずかしいのもわかりますが。
 大事なことは肩書きというのはなめられないためにつけるもの(関西風に言ったらはったりをかますと言うことでしょうか。)ですので、米国向けには、躊躇無くかっこいい肩書きをつけた方が良いと思います。たとえば、外科の場合はこんな感じでしょうか。


外科主任教授 Professor and Chairman of Surgery
外科教授 Professor and Director of Surgery
外科助教授 Associate Professor and Co-Director of surgery
外科講師 Associate Professor
外科助手 Assistant Professor
外科医局長 Executive Director of Surgery
外科病棟医長 Medical Director of Floor
外科外来医長 Medical Director of Clinic
外科部長 Chief Director of Surgery
外科科長 Director of Surgery
外科医長 Director of Surgery / Co-director of surgery 科長がいる場合
医員 Surgeon
医師 Surgeon
非常勤医員 Surgeon / Fellow(専門医研修中の場合) / Chief Resident(一般外科研修の途中の場合)
専修医 Fellow / Senior Resident(一般外科研修中の場合)
研修医 Resident
初期ローテーション研修医 intern

ちなみに
婦長 Nursing Direcotor
主任 Nursing Co-Director
看護婦 Nurse
看護助手 Nursing Assistant
病棟秘書 Secretary
アメリカの場合非常勤という考え方が少ない(元々掛け持ちであるので)ので、わざわざPart Timeなどとつける必要はないとおもいます。

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2005年08月23日

陽佑ちゃん移植報告(手術後238日目)

今日は陽佑君の最後の内視鏡の日です。ちょっと風邪気味ですが、そのほかの経過は順調です。日本帰国も後もう僅かですね。ルナちゃんは今日も一緒です。
 オフィスにもよって、秘書さんと藍原さんと記念撮影です。

投稿者 管理人 : 23:04 | コメント (0) | トラックバック

闘病記

 さて、闘病記を書かれる移植患者さんがいらっしゃいますが、移植後かなり経っても日記を書き続ける方は比較的少ないです。そんな、肝移植を受けられた患者さんの日記をご紹介します。

三宅健(Ken Miyake)ホーム…ある肝移植者の記録
http://home.b-star.jp/~miyakesh/

投稿者 管理人 : 22:30 | コメント (0) | トラックバック

コーヒー欠乏症

 コーヒー欠乏症にかかっている、当院小児移植外科、秘書さんがキューバンコーヒーメーカーを購入してくれました。それまでは上の写真のように、外のキューバンコーヒー店にて一服しなければなりません。この場合はちょっと一服しているところを、上の先生にに見つかる可能性があります。(イメージ図)
 久しぶりに漂うコーヒーの良い香り。これで、論文もはかどるでしょうか。

投稿者 管理人 : 21:58 | コメント (0) | トラックバック

選挙人登録

 衆議院総選挙も迫ってきましたが、遅ればせながら管理人も選挙人登録をしてきました。ダラスでは、領事館が遠かったため登録できませんでしたが、マイアミでは近くに領事館があります。しかし今からだと、投票用紙の到着が間に合うかどうか微妙なところですね。この選挙人登録、衆院解散のように急に選挙が行われる場合には間に合いません。通常登録に2-3ヶ月かかります。引越と同時に登録をしておく必要がありますね。

投稿者 管理人 : 20:40 | コメント (0) | トラックバック

動物検疫

引越前というのはいつも忙しいもので、書きかけの論文のデーター集めや、試験勉強などをする中で引越の準備をしなければなりません。これもすっかり毎年恒例になってしまいました。

 さて、そんなわけで眠りについた直後に成田の動物検疫から午前2時に電話がかかってきました。まったく、夜中の2時に電話をかけて来るというのもどうかしています。しかも、「カナダ経由で輸送する場合は、カナダ政府の発行の書類じゃないと輸入できないのですよ。・・・」
 結局、バンクーバー発のJALのチケットは泣く泣く捨てるしかありません。どうも、JALにはなかなか乗れないようで、ダラスに来るときも9.11事件で乗るはずだったJAL便が廃止になって、結局アメリカン航空になってしまいました。今回も、結局はシアトルからのノースウエスト便と言うことになります。残念。

投稿者 管理人 : 20:17 | コメント (0) | トラックバック

キャンセル

 日本では37例目の脳死移植のうち、心移植と、肝移植が医学上の理由で中止になったようですね。移植臓器が何らかの理由でレシピエントに適さないということで、移植が行われないと言うことはよくあることで、こちらでも、このまえ多臓器移植の準備をしていたのですが、途中でドナーが様体が急変した(クラッシュするという)ため、中止になってしまいました。肝臓や腎臓移植の場合はそれでも緊急に臓器を摘出して移植に用いることが出来ますが、小腸移植や多臓器移植は、臓器の低循環への耐性が弱いので中止にすることになります。
 脳死移植の場合は、中止にしたとしてもまた次の機会を待てば良いため、不安な臓器の提供を受けるよりは、安全な臓器を待つことになります。

投稿者 管理人 : 05:17 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月21日

浦島太郎

帰国した後には、生活のセットアップを一から始めなければなりません。ところが、4年に満たない、滞在だったのに、すっかり浦島太郎です。
 携帯電話は、出かけたときはカメラ付きがちらほらだったのが今ではすっかりPDAです。インターネットはISDNから、光ファイバーへ。テレビは液晶やプラズマで地上波デジタルへ。ビデオはVHSから、HDDつきDVDレコーダーへ。洗濯機は縦型ドラム式 なんのこちゃら?冷蔵庫は変わらないかと思ったら、光を照射してビタミンCを増量する機能とか。
 アメリカの家庭電化製品は日本の数年遅れているので勉強しなければなりません。こういう細かいところに気を使うところが日本の技術を支えているのですね。

投稿者 管理人 : 20:32 | コメント (0) | トラックバック

東欧ドライブ紀行(ウイーン編)

きちがい塔 入場者 良い雰囲気です
 オーストリアに行ったら是非行ってみたかったところが、ウイーン大学にある病理・解剖博物館。週のうち、数時間しか開館していない貴重な博物館です。
 ウイーン大学構内の奥のにある、「きちがい塔(Narrenturm)」と呼ばれている、ひときわ異様を放つ円形の建物です。建物を見るだけでも価値があります。
 内部には、結核や、性病などの感染症の展示や、解剖台や昔の診察室、薬局などの展示もあります。病変部のロウ模型はまるで本物のようです。
 医療関係者ならば、2回の展示も見ることが出来ます。こちらは、ホルマリン標本や骨格標本が所狭しと並んでいます。
 ウイーン大学といえば外科学の大家ビルロートが働いていた大学。また、フロイトもこの大学で働いていました。近くにはフロイト博物館もあります。

 大学のすぐ近くに地下駐車場があり、また、大学構内にはスーパーやレストランもあります。入場料は2ユーロ。

Pathologisch-anatomisches Bundesmuseum(病理解剖博物館)
http://www.narrenturm.info/

投稿者 管理人 : 06:16 | コメント (0) | トラックバック

まいど

ドラール地区の住民には待望の日本食レストランが昨晩開店したのをうけて、管理人も早速訪れてみました。2004年10月11日の日記で書いたJuscoというレストランが、日本人の手によって新しく生まれ変わっています。
 店名は関西出身から取って「まいど」 まだ、開店したばかりなので、看板も新しいものが出来ていません。
 こちらで、握り寿司と一品をいくつか取りましたが、関西風の薄味で、日本人の口には合うものです。メニューも「照り焼きチキン」のようなものはなく、ラーメンまで含めた日本人向けのものばかりなので、外国人にはちょっと物足りないかもしれません。

 定食メニューや、デザートメニューももっと取りそろえてくれるといいかもしれません。店内やトイレの装飾や音楽などもこれからそろえられることでしょう。

 当面や休み無く営業して、夜は6時から。来週の昼からは11:30からランチも提供される予定です。

4267 NW 107th Ave. Miami 305-592-4002

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2005年08月20日

陽佑ちゃん移植報告(手術後234日目)

リハビリテーションのために今日は来院です。鹿児島大学の交換留学生もオフィスで陽佑君に会うことが出来ました。ルナちゃんも元気にしています。現在のところ経過は順調です。
 9月4日のAA1511でマイアミを出発します。マイアミ生活も後のこり僅かです。

投稿者 管理人 : 09:25 | コメント (0) | トラックバック

犬の入国 

 帰国に際して最も手続きが煩雑なのが、犬の検疫です。40日前までに検疫事務所に届けなければなりません。届け出はオンラインでも出来るのですが、年中サーバーが落ちていて、なかなか完了しません。それでも、やっとの事で、「狂犬病予防法および家畜伝染病予防法にもとづく犬の輸入に関する届出書」という長い届出書を提出することが出来ました。
 それ以外にも、引越業者の予約、衛星放送の解約、ケーブルネットの解約の手続きをします。

投稿者 管理人 : 09:23 | コメント (0) | トラックバック

To Coffee Drinker

管理人の医師になってからの今までの朝一の仕事はコーヒー作りと言うほどコーヒー好きです。この病院で良いコーヒーが手に入るのは、小児科の事務所だけだったのですが、帰国後一番困ったことはこの張り紙。小児移植外科にコーヒーメーカーを入れるのは、いまや最優先のプロジェクトです。

 さて、カンクン旅行の時のレンタカーの保険は無事に支払われました。今回はクレジットカード付帯のCDWを利用しましたが、特に問題なく支払われましたね。レンタカーを借りる際のCDW(車両保険の様なもの)はかなり高額なので、そのためだけにでもクレジットカードを作る価値があります。

投稿者 管理人 : 09:20 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月18日

同窓会

東ヨーロッパを巡る旅より戻ってきた管理人です。旅行記に関しては、後ほどアップすることとしましょう。今回の旅行では、プラハからフランクフルトへ向かう途中で、ダラスでのフェローの同期であるマーティン先生のところを訪ねてきました。彼は、現在ドイツに暮らしています。 
 ドイツでの暮らしはなかなか良さそうですが、病院は旧式な上、彼の住んでいるところは旧東ドイツ地区で、性格的にもなかなか融通が利かないようです。
 そんな話しをしながらあっという間に時間が過ぎていきました。こうやって、昔の仲間に会うことが出来るのも学会?の楽しみです。

投稿者 管理人 : 05:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月17日

ACてなんじゃろ

相変わらず、出発前まで準備が終わらない管理人です。夜中に、テレビをつけながら仕事をしていたら、よく公共広告機構の宣伝がやっていたものですが、現在、「新しい人生」という臓器移植に関する宣伝をやっているそうです。ACのサイトからも動画が見られるようですので、こちらからどうぞ。

新しい人生
http://www.ad-c.or.jp/campaign/all/2005_4.html

 さて、管理人の方も帰国の準備です。今日は日通の見積もりが来ました。日本行きの航空券も予約が終わりました。早割42というものを使うと、かなり安く購入できるようです。人の予約と共に、犬のケージの予約も取ります。こちらは返事がかかってくるのに1日かかります。
 検疫の予約も現在ではインターネット上から出来るようです。ただ、今日はサイトが落ちているようで、出来ずじまいです。

投稿者 管理人 : 22:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月03日

陽佑ちゃん移植報告(手術後221日目)

先週の木曜日は久しぶりの外来です。現在のところ順調な経過です。もう動物園にも行かれますし、海に行くこともできますよ。マイアミを去るのもそう遠くはないでしょう。
 ルナちゃんは外来に一緒についてきていますが、少々退屈ですね。

投稿者 管理人 : 04:17 | コメント (0) | トラックバック

陽佑ちゃんの帰国が決まりました。

 今晩は管理人です。何でこんな時間に起きているかって、そう、スライドが未だ出来ていないのですね。

 さて、当院で、多臓器移植を受けられた大橋陽佑君の最後の外来日と帰国日が決まりました。最後の外来予定日は9月1日で、もう一回受診することになっています。この日の判断で退院が最終的に決まります。

 肝腎の帰国日ですが、9月5日(月) AA175便 成田着1:15pmです。日本で陽佑君をお待ちの方々まちどうしいことだと思います。

投稿者 管理人 : 03:16 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月02日

Make A Wish


 子ども達がお世話になることも多い、Make A Wish。 野口宇宙飛行士よりメールがとどいたようです。以下の文章はMake A Wishのホームページ内からの引用です。

宇宙で輝け、みんなの夢

難病と闘う子どもたち101人の絵が宇宙へ

スペースシャトル「ディスカバリー号STS-114」が、7月26日午後11時39分(米国時間:7月26日午前10時39分)フロリダ州NASAケネディ宇宙センターから、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンの難病と闘う子ども達の絵を乗せて宇宙へ飛び立ちました。

難病と闘う子どもの夢をかなえることを唯一の目的としているボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ オブジャパン(MAWJ)」では、2002年渡辺洋文君の「NASAへ行きたい」という夢の実現のお手伝いを致しました。その折、NASAで野口・向井・土井宇宙飛行士にお会いした渡辺君は、宇宙への夢をさらに大きく広げました。また、宇宙飛行士も、難病と闘いながら夢を描き続ける子どもたちにエールを送りたいという思いを抱かれたのでしょう。この少年との出会いから、野口飛行士がスペースシャトルに搭乗する際、MAWJの記念品を公式フライト品として掲載して下さるという話が生まれました。


http://www.mawj.org/

  「メイク・ア・ウィッシュ」とは英語で「ねがいごとをする」と言う意味のボランティア団体です。3歳から18歳未満の難病とたたかっている子どもたちの夢 をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って設立されました。メイク・ア・ウィッシュは、独立した非営利のボランティア団体で、宗教 的、政治的団体ではありません。

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2005年08月01日

学会へ行こう  東欧編 その3

 結局、抄録書きに時間がかかったため、スライド作りがぎりぎりになってしまいます。何時になったら余裕を持って作れるようになるのでしょうか。
 さて、今回の旅行は今までとうってかわって、全部のホテルを予約しておくことにします。その時に、便利なのがホテル予約のサイト、ドイツベースの http://www.hotel.de/ を利用します。このサイトは、expediaと違って、かなり直前までキャンセルが可能だと言うことも便利なところです。

 アメリカでの旅行も後2回、何か寂しくなりますね。

投稿者 管理人 : 22:52 | コメント (0) | トラックバック

ディスカバリーは今どこに

ディスカバリーの打ち上げを見学できたことを、5thStarの管理人さんにまでうらやましがられてしまいました。本当に幸運でした。
 さて、世の中にはすごい方もいるようで現在のシャトルと国際宇宙ステーション位置をゴーグルマップ上にプロットするソフトを公開しています。地図上にプロットしてあるだけなのですが、今ここで活動しているのかなと思うと見ているだけで飽きないですね。

Google SatTrack2
http://www.lizard-tail.com/isana/lab/googlesat/googlesat2.php

投稿者 管理人 : 04:12 | コメント (132) | トラックバック