その14 カナダ東部(East Canada) 14,501マイルの旅 中編要パスポート
14日目(8/29) Prince Edward Island National Park 編
Moncton, NB→Confederation Bridge→Green Gables→Prince Edward Island N.P.→Cavendish,
PE
15日目(8/30) Province House National Histric Site
編
Cavendish, PE→Charlottetown, PE→Province House, NHS→Cavendish, PE
16日目(8/31) Greenwitch PEI National Park 編
Cavendish, PE→Greenwitch PEI N.P.→NFL Ferry→Halifax, NS
17日目(9/01) Kejimkujik National Park 編
Halifax, NS→Peggy's Cove→Lunenburg, NS→Kejimkujik, N.P.→Kentville,
NS
18日目(9/02) Cape Breton Highlands National Park 編
Kentville, NS→Cape Breton Highlands N.P.→Cheticamp, NS
19日目(9/03) Cape Breton Highlands National Park 編 その2
Cheticamp, NS→Cape Breton Highlands N.P.→Amherst, NS
20日目(9/04) Hartland Covered Bridge
Amherst, NS→Hartland, NB→Trois Rivieres, QC
21日目(9/05) 移動の日
Trois Rivieres, QC→Toronto, ON
22日目(9/06) トロント滞在
Toronto, ON→Toronto, ON
23日目(9/07) Georgian Bay Islands National Park 編
Toronto, ON→Honey Harbour, ON→Hunteville, ON
24日目(9/08) Algonquin Provincial Park 編
Hunteville, ON→Algonquin Provincial Park→Ottawa, ON
25日目(9/09) オタワ大使館 編
Ottawa, ON→Kingston, ON
26日目(9/10) 米国再入国 編
Kingston, ON→Hill Island, ON→Steamboat, NHP→Chambersburg, PA
14日目(8/29) Prince Edward Island National Park 編
Moncton, NB→Confederation Bridge→Green Gables, N.P.→Prince Edward Island
N.P.→Cavendish, PE
今日もいい天気です。8時半にモンクトンのモーテルを出発。いつものように、Tim
Hortonによってドーナッツとコーヒー。トランスカナダハイウエー2号線から16号線に下りて、PEIを目指します。ここは、ちょうどノバ・スコシアとの州境でもあって、ウエルカムセンターがすぐ近くにあります。この近くには、Fort
Beausejourの国定史跡もあります。ここで、ノバ・スコシアのガイドを手に入れた後、再び16号線でコンフェデレーションブリッジへ。橋のたもとにもCape
Tormenitineのビジターセンターがあって、灯台などが見学できるようです。ここでは、橋を眺めるだけにしてコンフェデレーションブリッジをプリンスエドワード島へ渡ります。
この橋は島を出るときだけ料金を取られるので、行きは無料です。ちなみに、通行量は$38と、北米の橋の中では破格の値段です。昔のフェリーの値段なのでしょうか。
橋を渡りおえると、とうとうプリンスエドワード島です。早速、島のウェルカムセンターに向かいます。ここは、おみやげ屋なども並んで、ちょっとしたモールになっています。ちなみに、ガソリン代はNBの0.93に対して0.87とこちらの方が安上がりなようです。
さて、今日は真っ先に赤毛のアンのグリーン・ゲーブルス国立公園へ向かいます。島になかは、大きな道路が問うているわけではなく、未舗装の道も含めて網目状に道が延びていますが、ウエルカムセンターでもらえる精細な地図を使えば、容易にたどり着けます。グリーン・ゲーブルスはキャベンディッシュの町中にあります。まず、プリンスエドワード島国立公園のビジターセンターで例によってガイドブックを手に入れます。グリーン・ゲーブルスは国立公園の一部ですが、まだストライキが続いているのか人の列が車を遮断しています。ひとしきり待たされた後に、中にはいることができました。こちらはしっかり$7.5が別料金として取られます。グリーン・ゲーブルスはもちろん赤毛のアンの舞台がそのまま再現されています。赤毛のアンとの縁のそれほど無い管理人としてはそんなものかという感じですが、赤毛のアンのファンにとっては垂涎の地でしょう。
その後は、プリンスエドワード島国立公園へ。こちらはストのため入場料は無料です。島の北側の海岸に沿って国立公園に指定されています。赤い岩壁の海岸線と砂浜が交互にあって、ビーチではこの寒空の中で大勢の人が海水浴を楽しんでいます。この国立公園は西側のユニット、東側のユニットに分かれています。海岸ではトラクターが昆布を引き上げていました。 国立公園の東端には国定史跡のDalvay
by the seaホテルがあります。いつかはこんなところに求まってみたいものですね。
お昼には、キャベンディッシュの南ニューロンドンにある、日本人の経営してる喫茶店Blue
Windにいってみます。こちら、OKAさんのホームページでも、地球の歩き方にも紹介されているところですが、テーブルは4卓だけ。地元の老夫婦でいっぱいに埋まっていました。サンドイッチと、アフタヌーンティーを頼みます。ところがスコーンはレーズン入り。イギリスを旅行していたときはいつもプレーンのスコーンを頼んでいたのですが、今日は忘れていました。レーズンを鳥ながら食べていると。「レーズンはお残しになるのね。」といわれてしまいましたね。ここの奥さん少しくらい雰囲気がしましたが何かあったのでしょうか。
さて、今日の宿泊地はキャベンディッシュから少し南に下ったところにあるBay
Vista Motot Inn。高速インターネットの看板につられて入りました。部屋はなかなかきれいですが、LANコネクターはテレビの裏に隠れています。カナダのモーテルは割と冷蔵庫がついていて、その代わりに氷がありません。ここは電子レンジもついて長期滞在向きなのですが、なんと電話がありません。LANが引いてあるのにもかかわらずに、電話がないのは不思議ですね。ちなみに$69で犬は無料です
部屋で一休みした後、夜は、待望のロブスターです。8時頃にフィッシャーマンズ・ワーフ・ロブスター・サパーズへ向かいます。大きな、広間の中にテーブルと長いサラダバーがあります。ディナーは$30くらい。ロブスターが来るまでは時間があるので、サラダバーでサラダと、それからムール貝を食べ続けます。ここのムール貝は少々小振りですが、なかなかおいしかったですね。
隣の席にはやはり日本人のカップル。女の子はモンチッチのようだったので、男の子はバックパッカーのような学生さんです。こういうときはこちらも意識して聞き耳を立ててしまうのですが、どうも旅先で知り合ったようです。声をかけてみたかったのですが、管理人の目は昨日から虫に刺されたのか腫れ上がって右目は完全にふさがっています。お店にもサングラスをしたままで入ったので、ちょっと声をかけるタイミングを逃してしまいました。
やっとロブスターです。今日は1ポンドだけですが、サラダバーでおなかがいっぱいなので十分です。去年のメインの3ポンドのロブスターが懐かしいですね。
本日の走行距離 215マイル(km)
15日目(8/30) Province House National Histric Site
編
Cavendish, PE→Charlottetown, PE→Province House, NHS→Cavendish, PE
今日、明日と天気が悪いため、朝になってから停滞することに決めます。ここのモーテルはLANも引いてあるので支払いなどをしてしまいます。10時過ぎにシャーロットタウンへ。朝方は大雨でしたが、この時間になったら、小降りになります。シャーロットタウンではプロビンスハウスを見学します。カナダ誕生の地でもあるこの議事堂。こじんまりとしてテキサスの議事堂とは大きく異なります。この近くは、歩いてまわるにはいい小さな町ですね。
お昼はPEIプリザーブカンパニーへ。ここのカフェで、ロブスターサンドを味わいます。どこに行ってもロブスターはおいしいものです。今日は天気が悪いので、犬は車の中で待つことができます。このお店は、自家製のジャムと、紅茶で有名なお店で新しいながらもおみやげには最適です。
午後はおとなしくモーテルに帰ります。フレンチリバー周辺の景色も楽しみたかったのですが、今日はあいにくの天気です。モーテルのお客さんは老夫婦ばかりで、昨日と同じ顔ぶれです。
病院からは新しいDS2019をトロントへ送ってもらいます。無事に到着してくれればいいのですが。
本日の走行距離 91マイル(km)
16日目(8/31) Greenwitch PEI National Park 編
Cavendish, PE→Greenwitch PEI N.P.→NFL Ferry→Halifax, NS
天気予報のごとく、今日は朝から大雨。でも9時過ぎには上がってきました。島を離れる前に、見落とした見所を回ります。ブルーヘロンドライブを西に向かいます。近くにあるフレンチリバー。展望台から見下ろす港はとても絵になります。しかし、まだ曇り空なので写真にはいまいちです。
さらにケープ・トライオンの灯台。未舗装の道を突き当たりまで行くと、民家の前に広がる畑の中にあります。泊まって写真を撮っていると、こちらは家の人がじっと見ています。闖入者なんでしょ。さらにパークコーナーで、輝く湖水を見下ろすとこれまたカナダにはどこでもあるような風景。プリンスエドワード島は直接日本からはいると感動が大きいかもしれませんが、カナダをドライブしてはいるとどこにでもあるような、田舎の風景になります。
さらに進んで、ケンジントンの町へ。こちらも廃線後の駅舎が観光案内所になっています。ここからキャベンディッシュ方面の天気が良くなってきたので、フレンチリバーに戻って、少し明るくなった景色を見ます。
さて、このあたりで、シャーロットタウンに戻って、ウオールマートによります。もう少ない缶コーラを積み込もうとしたのですが、なんと缶がうっていません。みんな瓶ばかりです。自動販売機まで瓶ばかりなので、この町では缶コーラは売っていないのかもしれません。あきらめて、先へと進みます。
ウッドアイランドズの港へ向かう前に、グリニッジ・プリンスエドワード島国立公園に向かいます。こちらもビーチと砂丘を歩くトレイルの公園ですが、相変わらず料金所に人はいません。犬は公園内はOKですが、ビーチはだめです。
さて、ウッドアイランズにたどり着いたのが2時半。ちょうど港を船が出て行きます。次の出向は4時半なので、近くにある、ポイントプリムの灯台に行きます。煉瓦造りの丸い灯台で、近くにおみやげ屋が一軒だけあります。このころには雨も再び降り出し、寂しさを醸し出しています。
さて、またフェリー乗り場へ1時間ほど前に戻ります。ここは予約はなく、通常の渡し船形式と同じで、料金所で$53を払って列に並びます。おみやげ屋とカフェがありますが、それ以外には何にもないです。港から少し離れたところに案内所とモーテルはありますが、寂しいところです。
船は定刻道理4時半に出発。すっかり大雨になってしまいました。車はさらに下のデッキに扉を通って積み込まれます。船内にはカフェテリアとアイスクリームやCowsがあり、ポテトフライを食べた後、プリンスエドワード島で試すことの無かった、Cowsのバニラアイスクリームを試してみました。ここは、ワッフルはその場で手焼きで、量もとんでもなく多くておいしかったです。
さて、船は5時40分にノバ・スコシアのカリブーに到着しました。今日の宿を探さなければいけないのですが、とりあえず102号でハリファックスを目指します。このあたりの高速は片側2車線110Km制限で走りやすいです。Fall
Riverで2号線に下りてモーテルを探すのですがなかなか見つかりません。ハリファックス市内に入ってからやっと見つかりましたが、$94,
$79といいながら非常に汚いのです。ハリファックス市内で探すことはあきらめて、7号線を東へ向かいます。Lake
Charlotteにモーテルがあったのですが、すでに9時過ぎでオフィスは閉まっています。少し戻ったところにあった、Salmon
River Bridgeのコテージ。$85でペットOKです。ここのオーナーは8週の子犬もいて、とても犬のことが好きなようでした。それと電気性の暖炉がご自慢でわざわざ付けに来てくれました。ここはキッチンもついていますが、電話がありません。
本日の走行距離 359マイル(km)
17日目(9/01) Kejimkujik National Park 編
Halifax, NS→Peggy's Cove→Lunenburg, NS→Kejimkujik, N.P.→Kentville,
NS
いよいよ9月になってしまいました。朝はまだ少し雨が降っていますが、今日は晴れ上がるはずです。昨日真っ暗で何も見えなかったのですが、湖畔にたたずむコテージに泊まっていました。9時頃に出発して、ハリファックスに戻ります。
その前に、ウオールマートでコーラを買い込みます。やはりこちらには缶がうっていました。
ハリファックスしないはシタデルや、最古の教会、最古の州議事堂などがありますが、すでに晴れてきているので車に犬を残せないので車から眺めるだけにします。
Tim Hortonでいつものようにコーヒーを注文します。最近は、注文はlarge-double-doubleでという風に注文すればいいということがわかってきました。
333号線を通って、最初はペギー・コーブに向かいます。この道路も海岸線沿いを走る、美しい景観道路です。この美しい灯台は、海岸の岩の上に立っていて、観光客がたくさん訪れています。犬も歩くことができます。
いったん高速の103号線に戻った後、ルーネンブルグを目指します。この世界遺産に指定されている美しい町は、確かに向かいのゴルフ場から眺めるのが一番きれいです。町の中もきれいですが、確かに対岸からの眺めには劣ります。こちらの銀行で、面接に必要な米ドルを手に入れます。その時の受付嬢とお客さんの会話で、また来年といっている人がいましたから別荘として滞在している人も多いのでしょうか。
ルーネンベルグを後にして、3号線、325号線と通ってKejimkujik国立公園を目指します。こちらは入り口のゲートにしっかり人がいて$4.5/人を取られます。ビジターセンターはこの時期は夜9時まで、冊子のガイドはなく、地図だけです。湖を中心にしたこの公園は、ビーチはハイキングも楽しめますが、やはりカヌーをしたかったですね。犬はビーチ以外はOKの様です。売店では、アイスクリームも売っていましたが、その大きいこと大きいこと、何でこんなに大きいのでしょうか。
8号線に戻って、101号線に乗り換えた後、再びモーテルを探します。例によって非常に探すのが困難です。今日はあきらめて高速沿いにあるモーテルAuberge
Wandlyn Inn $120+Pet$10です。カナダは本当にモーテル探しに苦労します。
今日DS2019がトロントに届いたことが確認できました。これで一安心です。
本日の走行距離 319マイル(km)
18日目(9/02) Cape Breton Highlands National Park 編
Kentville, NS→Cape Breton Highlands N.P.→Cheticamp, NS
8時半にはホテルをチェックアウト、Tim Hortonでドーナッツを手に入れた後、101号線へところがなんということか40Kmほど逆送したところで気がつき、また戻るはめに。ノバ・スコシアの道は、ハリファックスから放射状に延びているので、途中で236号線に下りてショートカットします。この道は、ファンディ湾沿いを走るので、再び干潮時の赤土が干上がった川を眺めることになります。再び102号線にのり、104号線に乗ります。このあたりは片側二車線の110Km制限。ニューグラスゴーを過ぎたあたりから片側一車線になります。カナダの道路は標識は非常に悪く、優先道路もどちらが優先か非常にわかりにくいです。ただし、ほとんどパトカーのレーダー取り締まりがないのはいいですね。
お昼は一年ぶりにマックロブスター。ここ、アトランティックカナダでもマックロブスターを販売しています。メインで、ロブスターロールと呼ばれていたのに比べると、名前は違いますが同じものです。一つ$5.99です。レタスで底上げされすぎていますが、確かにロブスターロールです。
さて、この2日間モーテル探しは苦労しているので、今日は早めにモーテルを取ることにします。ケープ・ブレトン高原国立公園の西側の入口の待ち、チェチキャンプについたのは3時。ここは、ガソリンスタンドやスーパーTim
Hortonもあるような大きな町です。この町にはモーテルが何軒もあります。この町だけにかかわらず、この国立公園のまわりにはモーテルがたくさんあるようです。
そして、その後に国立公園に向かいます。他の公園と同じく入り口のビジターセンターで、入場許可書を購入します。$5/人で翌日12時までです。ちょうど午後は、公園の西側に日が当たるので、公園に入ったばかりの西側の海岸沿いの眺めは、確かに北米でも有数のものかもしれません。この公園の西側だけは、またフランス語圏だそうで、フランス語が聞こえてきます。
今日は、公園の中程までいったところで、戻ってきたのですが、日暮れ時にはムースを3頭も見ることができました。立派な角を持った、オスのムースで、草をはんでいるところを見下ろすことができました。また、海岸線から見る夕日もなかなかのものです。紅葉のシーズンならさぞかしきれいなことでしょう。また、公園内にはいくつもハイキングコースがあって、ハイキングも楽しいでしょうが、今日は少し寒すぎます。
さて、8時にAlbert's モーテルに戻ると、ここは$60+犬は無料。おじさん一人でやっていて、今日はオフシーズン料金だそうです。マーフィンがつくということでマーフィンをもらい部屋へ。氷は、おじさんの冷蔵庫から直接です。テレビが付くことが売りですが、部屋のテレビは3つのチャンネルだけ、しかも一つはフランス語放送です。
さて、この国立公園が今回の旅行の終着点です。明日からは、ダラスへの帰還の長い道のりです。
本日の走行距離 450マイル(km)
19日目(9/03) Cape Breton Highlands National Park 編 その2
Cheticamp, NS→Cape Breton Highlands N.P.→Amherst, NS
今日は9時にモーテルを出発。モーテルで、もらったマフィンはバナナ紅茶マーフィンでなかなかのものです。最初はおじさんが一人でやっているのかと思いましたが、どうも夫婦でやっているようです。いつものようにTim
Hortonsでコーヒーを買って国立公園へ。今日は昨日のテレビでやっていたように、職員のストライキなので、入場料は取られません。
昨日と同様に西海岸沿いの急峻な、崖沿いを走ります。名前のように中心部は高台になっていて、300m位の標高でも高山のような高原です。尾瀬の湿原のようなトレールを少し歩きます。
今日は雨は降りませんが、雲は多めです。ノバスコシアで最も北の町、Bay St.
Lawrenceへ向かいます。ホエールウオッチングの基地にもなっている小さな漁村は、カラフルな家の横にはロブスターの仕掛けが積んであって、最北の漁村の雰囲気がとても漂っています。ここが、今回の折り返し点になります。
国立公園の東側はなだらかな斜面で、ビーチやゴルフ場が広がっています。こちら側はトイレが少ないのには閉口しました。
お昼過ぎに国立公園を出ると、一路トロントを目指します。国立公園を出るところで昨日朝にあった韓国人のバジェットレンタカーの赤いフォーカスにすれ違います。105号線が通るB
addeckまでは、海岸線の気持ちいい道です。途中312号線には、St. Anns湾を越える短いフェリーがありますが、通常無料なのに$5も取られました。
トランスカナダハイウエイの105号線は片側1車線の道で、100Kmでゆっくり行きます。Baddeckの町は、ベルの博物館で有名ですが、国立公園を出るのが遅かったので、サンドイッチを買うだけで後にします。
島を出たところで104号線に乗り換え、ニューグラスゴーへ、ここで道はいったん南へ向かうので、高速をおりて256から、246号線へと地元の道を行きます。本当に狭い田舎道なのですが、最高速度は80km。結構怖いですね。
6時頃、4号線に出て、Wentworthという町で宿を取ろうかと思ったのですが、今ひとつです。そのまま104号線に乗って州境の町Amherstを目指します。この町に入るところで、赤い車が手を振っています。あの韓国人が追い越していきました。テキサスナンバーなだけに目立つのでしょう。
さて、町に入ってから、お目当てのモーテルを目指します。今日のモーテルはVictoria
Inn $59+ペット無料です。州の宿泊ガイドには、ペットの可否が乗っていてこういうときは便利です。
ダラスを出てから6000マイル。ワイパーもへたってきたし、オイルも減ってきたので、カナダのホームデポのようなお店Canada
Tireへ向かいます。アメリカのワイパー安いのですが、($3くらい)全く持ちません。ワイパーブレードと、追加のオイルを買ってモーテルへ戻ります。明日はいよいよケベックです。
本日の走行距離 394マイル(km)
20日目(9/04) Hartland Covered Bridge
Amherst, NS→Hartland, NB→Trois Rivieres, QC
今日はトロントへの移動の日です。朝9時頃にAmherstを出発。昨日の韓国人はまだ寝ているようです。最初は予報通り雨が降り続いていたので、昨日のうちにワイパーを変えていて正解でした。ニューブルンスウイック州にはいって、トランスカナダハイウエーをひた走ります。このころには、雨も上がって快適なドライブになります。
途中フレイドリクトンによって、州都を見に行きますが、こじんまりした町で、ちょうど町中でのみの市のようなものをやっていました。町の中心部では衛兵の交代式のようなものもやっていましたが、すぐに通過です。
この町のSuperStoreで昼食を買い込んだのですが、ここで、日本人らしき女の子がスーパーの自動レジにいるのを発見。こんな町で日本人に会うのも珍しいですね。
フレイドリクトンからさらに西へ向かうと、ハートランドという小さな町があります。この町には、世界で一番長い屋根付き橋があるというので、下りてみます。確かに今までにある屋根付き橋の10倍もあるような長い橋が見えてきます。屋根の部分が灰色なので、イモムシのようにも見えますが、一見の価値はあるかもしれません。
予定通りケベック州にはいると、標識はすべてフランス語、西向きの場合は、ガソリン代が次第に安くなってくるのでその点はありがたいです。今まで、0.93-97ぐらいだったのが、これからは0.9を切るようになってきました。
今日の宿泊地はトロワ・リビエール。行きに泊まった、ココナッツに泊まることにします。今日は、レイバーデーの連休なので、モーテルが取りにくいと思い、電話で予約を取ります。モーテルは、見ないと怖くて泊まることができませんが、行き泊まったところなら安心です。$68+ペット無料です。
本日の走行距離 605マイル(km)
21日目(9/05) 移動の日
Trois Rivieres, QC→Toronto, ON
今日もまた移動の日です。11日間かけて旅行した距離を2日で戻ってしまいます。再び、モーテルココナッツの清潔な朝食で朝をはじめます。クロワッサンがなかなかおいしいのです。40号線をひたすら西へ。モントリオールを過ぎて、20号線へ。すぐにオンタリオに入ってフランス語ともお別れです。
キングストンでは、ダウンタウンまで下りて、Pan Chancho Bakeryというパン屋に昼食を買いに行きます。ここのパンはアメリカでは手に入らないようなおいしいパン屋さんです。その後さらに西へ進みます。
夕刻にはトロントへ到着しました。最初はOsawaという手前の町に宿を取ろうとしましたが、安モーテルは汚くて見つかりません。トロント市内も高いか、汚いかで手頃なものは見つかりません。
結局Earthlinkにもつながるハミルトンのモーテル6にします。$65+ペット無料なので、この時期には、いいものです。しかも、カナダのモーテル6はアメリカと違って清潔のなので、安心して泊まれます。
本日の走行距離 466マイル(km)
22日目(9/06) トロント滞在
Toronto, ON→Toronto, ON
今日はDS2019を預かって頂いている先生と、お会いするためトロントのダウンタウンへ。今日は、レイバーズデーのため、あいにく日本食やさんを初めてして多くのお店が閉まっています。ところが、病院の近くの中華街は多くの人手でごった返しています。
飲茶をご一緒してモーテル6に戻ります。夜は大使館に提出する書類の作成。DS156はWeb上で作成するのですが、どうも調子が良くありません。こういうのはとてもストレスになります。
本日の走行距離 220マイル(km)
23日目(9/07) Georgian Bay Islands National Park 編
Toronto, ON→Honey Harbour, ON→Hunteville, ON
今日は、予想通り朝から雨降りの日。ウオールマートで、買い物がてら、証明写真を撮ります。その後、トロントには何軒かあるIKEAにてシナモンバンで朝食。トロントの日本人社会は大きいそうなので、日本スーパーへ出かけます。404号線と407号線の近くにあるJ-Townへ。こちらは日本の本屋も入っていて、シカゴのミツワのようなと頃を想像していたのですが、思いの外閑散としていた上、本屋さんは古本屋さんですね。ちょっと残念。それでも日本のパン屋さんでケーキを買えたことはうれしかったです。
お昼を過ぎたあたりからは、予報と異なり晴れ間が見えてきたので、400号線を北に向かって、アルゴンキン県立公園をまわって、オタワを目指すことにします。404号線は片側2車線の快適な道、トロント郊外はガソリンも安くて0.75/lとありがたいです。
400号線のEXIT156で下りて、ジョージアン湾国立公園をのぞいてみることにします。こちらは、5号線の終点のリゾート地、Honey
Harbourのビジターセンターから船で対岸の島まで渡るのですが、昨日で終わり。到着したときはもう閉まっています。仕方がないので、11号線に戻って、アルゴンキン県立公園を目指します。県立公園に入る直前にいくつかモーテルはあるのですが、シーズンオフという読みとは違って、モーテル代は$100近くします。これでは、仕方がないので、少し戻って公園の入り口の大きな町、Huntevilleに戻ってモーテルを探します。この町のダウンタウンにはいくつかのモーテルがあって、そのうちの一つ、Sun
Set Mortelに宿泊することにします。ここは、カナダのモーテルによくあるように、冷蔵庫と電子レンジ付き。その上、氷も手に入ります。それで$75+ペット無料でした。
本日の走行距離 285マイル(km)
24日目(9/08) Algonquin Provincial Park 編
Hunteville, ON→Algonquin Provincial Park→Ottawa, ON
今日はオタワまで移動する日。天気予報では雨のはずだったのですが、ちょうど前線の境界に当たるのか、空の半分晴れています。Huntvilleからは60号線を東に行くとオタワなのですが、この道路はちょうどアルゴンキン県立公園の南側を横切って走っています。
Huntvilleから30分ほど走るとすぐに、西門のゲートになります。他の国立公園と同じように、通過するだけの車は入園許可証を買う必要がありませんが、60号線から横にそれる道には、「許可証を持たぬもの入るべからず。」の看板が立っています。湖のおおいこの公園は、カヌーのメッカで、また紅葉の季節は大変美しいらしいのですが、残念ながら紅葉には少しだけ早いようでした。それでも、森の冠はうっすらと赤く染まっています。モーテルは、公園の反対側にもあるようですが、Huntvilleに泊まって、正解だったようです。
結局今日は、雨に降られずオタワに到着。国会議事堂近くの米国大使館の位置と、駐車場を確認して帰ります。ちなみに日本大使館はとても地味ですね。
今日のモーテルは前回も泊まった、コンファートイン 東オタワ $109+ペット無料です。今日は明日のビザ申請に備えて、書類作りです。近くのモールでコピーを取ります。ちなみに、郵便局はホールマークの中にあるのですね。
本日の走行距離 235マイル(km)
25日目(9/09) オタワ大使館 編
Ottawa, ON→Kingston, ON
今日は、フロリダを襲った台風の雲で、オタワ周辺は激しい雨です。オタワ大使館はダウンタウンの中心、国会議事堂の裏、国立美術館の横にあります。
泊まっていたモーテルは2Kmほど離れたところにあって、8時からの予約だったので1時間ほど前の7時に着くように出発しました。7時に正門についてもまだ誰もいません。折からの雨はますます激しくなったので、車の中で、入門が始まるまで待ちます。7時20分頃に1人現れ、7時半には守衛が到着しますがまだ入れません。4人ほど並んだ7時40分頃に中に入れるようになって、大使館の近くの立体駐車場に車を止めて大使館まで歩きます。このとき、鞄は持ち込めないので書類をFedexの袋に入れて持ち込みます。
正門の検問では、車の鍵を預け、一人づつ中に入ります。次にVISA申請書に通され、そこでアポイントレターとリストの照合。パスポート、DS156 それから$100のアメリカドル現金を確認して中に入ります。
このとき、DS157,DS158,DS2019を挟んでいなかったので、後で自分で挟み込みます。待合室の椅子は25席で、すでに5人ほど待っていました。
次に、8時20分頃7番の窓口が開いて、書類の提出とお金を渡します。どうもこの時間帯はカナダ在住者専用で、みんな永住許可書の提示などを求められていましたが、管理人の場合は何も聞かれませんでした。
このときの並び順は、おのおのが紳士的に並んでいましたね。ちなみにアメリカドル現金のみの受付のようです。待合室にコンピューターが二台あってその場でDS156を作成している人が結構見られましたが、写真機はありませんでした。
書類に不備がある人は5番の窓口で呼び出されているようでした。
8時40分頃に窓口に呼び出されて面接を受けます。面接窓口は1,2番の二カ所。原則的にお金の支払い順のようです。結構みんな長いのですが、管理人の場合は、最初に指紋を採取されて。中年の女性と面接です。聞かれたことは
「ECFMGがスポンサーなの?」「ハイそうです。」
「何かの医師なの?」「移植外科です。」
彼女はよく聞き取れなくて「すいませんねまだ英語が下手で。」「いいえ、私の耳が遠いからね。」
「出身大学はここ?」「そうです。」
「病院との契約書はある?」「契約書のコピーを見せる。」
「これからマイアミに引っ越すの?」「そうなんですよ台風が心配で。」「そうね、私も心配しているのよ。」
と、心配していた日本とのつながりや、カナダ在住者の枠で申請していることは問題にはなりませんでした。
5分ほどの面接で引換券をもらい、「また3時に戻ってきて下さい。」と終わりました。帰りがけに守衛さんが「3時では早すぎるから、もっと後の方がいいよ。」と親切に教えてくれます。全体的に、非常に好意的な面接でした。
IKEAと、国立美術館で時間をつぶしましたが、台風のような雨で、あちらこちらで冠水していて大変でした。ちなみに、国立美術館は地下駐車場もついてこういうときはありがたいです。IKEAは$1でアメリカンブレックファーストをうっているのですね。朝に、お客さんを呼び込むにはなかなかのアイデアです。
オタワを出た後は101号線を西に向かってキングストンまで進みます。明日、1000アイランドから米国へ入国することにします。今日のモーテルは行きと同じモーテル5。アジア人だと優遇されるのか、いい部屋を勧めてくれます。部屋代は$55+ペット無料です。
本日の走行距離 203マイル(km)
25日目(9/09) 米国再入国 編
Kingston, ON→Hill Island, ON→Steamtown, NHS→Chambersburg, PA
今日は8時にモーテルを出発。記録的な昨日の豪雨はすっかり晴れ上がっています。ダウンタウンのおいしいパン屋によって朝食を調達した後、Tim
Hortonsで最後のコーヒを頼みます。これも今日で最後かと思うと寂しいものです。CAAで、米国内のフロリダまでの地図を調達した後に、ヒル島の国境へ向かいます。
$3払って橋を渡ります。国境のすぐ手前には、スカイデッキというタワーがあって、そこから1000アイランドからを望むことができます。今度は船で巡ってみたいですが3時間は長すぎます。
さて、ここから国境まではすぐです。米国国境の手前にはいくつかの免税店と両替所があります。(米国国内にもあると思ったのが間違い。)最後の免税店が、連邦税の払戻所になっています。ここでは、領収書と免許証それから車のナンバーでその場で現金で払い戻してくれます。ちなみに米国側には領外所が全くないので、カナダドルはここで米ドルに換える必要があります。(もちろん銀行に持って行けばやってくれますが。)
さて、米国への再入国ですが、そのほかに陸路からの入国と基本的には同じでした。入国のゲートで自動車の列に並んで、質問を受けます。聞かれるのは申告物くらいで、犬に関しては、「狂犬病の書類を持っているか?」と聞かれただけで、見ることもありませんでした。
車をいったん止めてイミグレーションへ。この9月からはじめたのでないかというような新米の女の子が担当で、「I−94も私が書いてあげるから。」と、丁寧に書類を作成してくれて、30分近くかかって、やっと入国することができました。
米国側にはいるとI-81号線です。このあたりには土産物屋はおろかなにもありません。ちょっとカナダドルを使い切っていなかったことを後悔です。
米国にはいると、ガソリンが安くなってありがたいですね。それから、早速グリーンブックを手に入れて、モーテルを探しますが、見慣れたモーテルに泊まれそうです。
途中Scrantonの町によって、Steamtown国定史跡によります。ここは、操車場の後がそのまま蒸気機関車の保存公園になっていて、残念ながら時間が遅くて見ることはできませんでしたが、鉄道マニアには垂涎の国定公園かもしれません。
さらに、81号線を南に向かって、今日はChambersburgという町で泊まることにします。米国にはいると、トラベルロッジが汚いモーテルに変わりますが、今日はトラベルロッジに。$42+$5ペットチャージです。ハリケーンの動きが心配ですが、明日はフロリダ手前まで進む予定です。
本日の走行距離 466マイル(km)
更新記録
●2004年8月7日:新規公開