直線上に配置

その13 アメリカ南部編
Gulf Islands Seeshore-New Orleans NHP


その13 アメリカ南部編(New Orleans) 1,400マイルの旅



1日目(7/30) Vicksburg National Military Park 編 
ダラス(Dallas, TX)→Shreveport, LA→Vicksburg N.M.P.→Natchez Trace Pkwy→Collins, MS

2日目(7/31) Gulf Islands National Seashore, 編 
Collins, MS→Gulf Islands N.S.→Tampa, FL

3日目(8/1) Big Cypress National Preserve, 編 
Tampa, FL→De Soto, N.M..→Everglades, N.P.→Big Cypress N.P.→Biscayne, N.P.→Miami, FL

4日目(8/2) Miami, 編 
Miami, FL

5日目(8/3) Miami, 編 
Miami, FL→Orlando, FL

6日目(8/4) Orando, 編 
Orlando, FL

7日目(8/5) Canaveral National Seashore, 編 
Orlando, FL→Canaveral, NS→New Orleasns, LA

8日目(8/6) Cane Rever Creole NHP, 編 
New Orleasns, LA→Jean Laffite NHP & NP→Cane Rever Creole NHP→ダラス(Dallas, TX)



1日目(7/30) Vicksburg National Military Park 編 
ダラス(Dallas, TX)→Shreveport, LA→Vicksburg N.M.P.→Natchez Trace Pkwy→Collins, MS

 今日は急いで出発する必要ないので、自動車の整備をした後8時にダラスを出発。天気は今ひとつで、雨が降りそうですが、今のところは路面は乾いています。今日はいつもとは違って、I-20を西に向かうことにします。
 立派なルイジアナの案内所で地図をもらった後、最初の町、Sheveportで、高速をおります。ここは、ダラスから一番近いカジノ街で、リトルラスベガスといったところです。この前病棟の看護婦さんが遊びに行っていましたね。
 Sheveportの町を過ぎて、I-20をさらに東へと向かいます所々小さい町があり、また森の中の道なので、スワンプのなかをひたすら走るI-10よりは多少マシかもしれません。東に向かうときはテキサスに比べてガソリンが安いので、その点でも安心して旅行できます。
 2時頃にはミシシッピー川を渡って、ミシシッピー州へ。橋を渡ってすぐのところに案内所がありますが、今は工事中で仮設のものです。今日の目的地は、橋のたもとの町、Vicksburgにある、National Military Parkです。こちらは、南北戦争の時のミシシッピ川防衛の要所であったこの地に各州の記念碑を建てたものです。
 マイナーな公園の割には入場料$5を取って、立派なビジターセンターを訪れます。ビジターセンターの前では、当時の格好をしている人たちが、鉄砲を響かせていました。公園内は、車で、各州の記念碑をまわるようになっていて、順路道理まわると1時間以上の時間がかかります。もちろんテキサス州の記念碑もあります。
 また、公園内にはミシシッピ川の軍艦 Cairoもその当時のまま木の枠組みは腐ったまま保存されています。
 まあ、外国人である管理人にはまあまあといったところですが、アメリカ人にとっては思い入れのあるところなのかもしれません。
 さて、この公園をすぎてJacksonに入る直前でI-20はNatchez Trace Parkwayに交差します。ミシシッピ州を東西に延びるこの公園道路も何か日本の道に似ていて懐かしいですが、ここからNatchezまでは、90マイルもあるので、途中でUターンして今日はさらに東へ向かいます。
 Jacksonで49号線におりた後、東へ向かいます。ひどい渋滞に出会い、Jacksonまで戻った後大回りをして49号に戻ります。このあたりの家は森の中に点在していて、テキサスの風景とは全く異なっていますね。
 今日はMobileまで行く予定だったのですが、8時近くなったのでHattiesburgに泊まることにします。ところが、金曜の夜だからかモーテルはいっぱい。BestWesternに女将さんの言うことにはこの時期はみんな帰省でいっぱいだとのこと。20尼いるほど戻ったCollinsにはDays Innが空いているとのことで、戻って泊まります。今晩の宿泊費は$49でした。

 18ガロン 30ドル

 本日の走行距離 560マイル(km)


2日目(7/31) Gulf Islands National Seashore, 編 
Collins, MS→Gulf Islands N.S.→Tampa, FL

 今日は6時に出発。朝もやのなかを南へ向かいます。2時間ほどで、Mobileの町へ到着。ここからは、I−10に乗って東へと向かいます。9時過ぎにはフロリダ州には入ります。早速、案内所でフロリダの地図やガイドブックをたんまりと手に入れます。さすが観光の州だけあって、案内所は立派で、駐車場も巨大です。また、他の案内所置がっってくばられる飲み物はオレンジジュースです。
 案内所を過ぎて程なく到着する、Pensacolaのまち、ここからGulf Island 国定海岸に向かいます。長い橋を渡ると、Gulf Breezeの島。ここに国定海岸の本部と案内所がありますが、ここはたいしたものはありません。
 $1の橋を渡るとPensacola海岸。ここはリゾートホテルが建ち並ぶリゾート地で、まだ、国定海岸ではありません。サウスパドレに行くならばこちらに来たいですね。距離はそんなに変わりません。
 さて、さらに西に進むと入り口のゲートで$8支払って国定海岸に入ります。道は一本道で、途中の駐車場に車を止めて海岸に向かうとどこまでも白い砂浜が続いています。これがフロリダの海岸ですね。テキサスとはひと味違います。
 シャワーも着いている海岸は東よりにあります。メキシコ湾は波が高くて今日は見ずに入るには適していないようですが、エメラルドの海が広がっています。
 終点のFt. Pickensはpensacola湾をスペインから防衛するための要塞後でここにも案内所があります。いかにアメリカが戦争をし続けていたかがわかります。
 この海岸をからまたI-10に戻ると、沼地の中の退屈な道が延々と200マイル近く続きます。あまりにも退屈なので、州都Tallahassenを過ぎたところで27号線に入り、さらに19号線を南に向かいます。この道は景観道路で、途中小さな町をやり過ごしながら、フロリダの森の中を進みます。インターステートよりは楽しいですし、65マイル制限、片側2車線で走ることができます。
 途中何度か嵐に遭いながらも9時にはTampaの町に到着です。
今日の宿泊はComfort Inn $44でした。
24 gal  $44

本日の走行距離 682マイル(km)


3日目(8/1) Big Cypress National Preserve, 編 
Tampa, FL→De Soto, N.M..→Everglades, N.P.→Big Cypress N.P.→Biscayne, N.P.→Miami, FL

 今日は7時にモーテルを出発。6時半に軽い朝食を取った後、Sunshine Skywayを渡って南に向かいます。このきれいな湾岸橋は$1で両端から、釣りの桟橋がかかっています。
 橋を越えて向かいに町には、スペインの探検家De Sotoの上陸地跡の記念碑 De Soto国立記念物があります。あいにくビジターセンタの開館時間は9時。管理人は8時20分到着だったので、昔の、集落の跡などを見てまた南に向かいます。75号線は70マイルで快適に走ることができます。途中、結構パトカーのスピード違反の取り締まりが多かったの買ったので、そこは気をつけて走ります。
 途中Esteroに新しくできたばかりのアウトレットモールがあったのですが、これは時間が早すぎたため通過して南に向かいます。
 75号線は途中から有料道路になりますが、そこでおりて国立公園に向かう41号線を東に向かいます。この道はBig Cypress国立保護区を横切り、パンサーとワニの生息地帯のなかを進んでいきます。パンサーがこんなところにいるなんて管理人は知りませんでした。
 途中、EvergladesのGulf Coast Visiter Centerによります。この一体は湿地帯のなかを縦横無尽に進むエアーボートの基地です。エアーボートの基地は公園のマイアミよりにもたくさんありますので、日本からの観光の方にはそちらの方がいいかもしれません。
 Big Cypress National Preserveは広大な湿地帯で案内所は公園の真ん中にあります。案内所の前の堀にもワニがたくさんいますね。この中にもいくつかトレールがありますが長大なトレールですので、またの機会としましょう。
 この保護区は、エバーグレースと隣接していて、さらにマイアミに向かって進むとエバーグレースのShark Vallay Visiter Centerがあります。ここは観測塔までトラムか自転車の舗装路があるというユニークな場所で2−3時間で往復することができます。ここも次の機会とすることにしましょう。これよりマイアミよりにはエアーボートの基地がたくさん見られます。また、道路脇の側溝ではつりをしている人をたくさん見ることができます。
 2時過ぎにマイアミに着くと、しばらくの宿泊場所をドラールのベルモントインに取ります。ここはビジネスホテルの雰囲気で使いやすいモーテルです。クーポンを一晩ずつ用意すれば、$49で宿泊できます。今日はプリンターも出してお店を広げるので、机もあるこのモーテルは便利です。
 さて、モーテルを取った後は、1号線を南に、Biscayne国立公園に向かいます。Dante Fascell Visiter Centerには3時過ぎに到着。実際の国立公園はここからはるか海の沖に広がります。ボートのツアーシュノーケリングのツアーが一日一回ずつ出ているので、これも次の機会にはいってみたいものですね。
 国立公園巡りはこれくらいにして、マイアミの日本食料品店を訪れることにします。目的は、日本語のミニコミ誌ダラスの「いろは」に当たるものを探すことですが、残念ながらKendallの「いせや」は今日は突然の理由で休みです。次に、Coral Gablesにある、「まつり」という日本レストランに向かいます。こちらで頼んだのが、ショウガ焼き定食と、ラーメン。知らないところでは生ものを頼むのはちょっと怖かったです。ラーメンはダラスでは手に入りませんが、ここのラーメンは意外とおいしいです。ショウガ焼き定食も標準的な味です。まあ、悪くない日本食レストランですね。お客さんは日本人率20%と言ったところでしょうか。お店の人に聞いたところ、日本人のミニコミ誌は廃刊になったそうです。ダラスの日本人は口コミだけで、情報を手に入れるのでしょうか。
 さて、銀行はBank of Americaがここにもたくさんありそうです。Albertsonに当たるスーパーは、Publixというスーパーのようですが、ドラールのモールのPublixはほとんどメキシコのようです。
 ダラスでのお気に入りのデライラのラジオショーはここでも入ります。今日調べたらシアトルベースの全国放送のようです。すごい人気ですね。
 今日は、早々にモーテルに戻ってプリンターを出して、必要なもののプリントアウトです。宿泊はBaymont $49ここは無線インターネットもできるので、無線LANカードを持ってくるべきでした。


本日の走行距離 376マイル(km)


4日目(8/2) マイアミ, 編 

 午前中病院へ出た後、午後からアパート探し。前日にプリントアウトしたインターネット検索を使って現地へ赴きます。マイアミではビーチがいいとのことで、ビーチにある、海辺のリゾートマンションのような部屋をへ。前の住人が出て行ったばかりの部屋だと言うことで案内されたら、気がつかないうちに、足に小バエのようなものが、さわるとぴょんぴょん跳んでいます。前にすんでいた人が、犬を飼っていたからか、のみが足にたかっていたのです。未だかつて、あんなにたくさんののみを見たことはありません。ただ、アパートを見に行っただけなのに、足はすっかり腫れ上がってひどい目に遭いました。 去年はポイズンアイビーにやられて、今年は”のみ”。どうも夏は、何かひどい目に遭うようです。
 マイアミは、異常気象のせいなのか毎日のように激しい雷雨がおそいます。とてもアパートを見て回れる状態ではありません。
 日本食料品店の、名前もそのままJapanese Marketを探したのですが、激しい雨のため見つけることができません。そして夜は、マイアミで2番目においしいという日本料理店でご馳走になりました。「日本人を紹介してあげよう。」といわれて、お会いした先生。最初の一言「ダラス通信の”ウエノタケヒサ”さんですね。(フルネームがみそです。」「研究留学ネットのメーリングリストで方でいつも拝見させて頂いています。」 さて、こんなサイトを作っている管理人ですが、初めての方にお会いするときに「ダラス通信の上野さんですか。」といわれるのが、実はとても恥ずかしいことなのです。穴があったら入りたいというところです。

 夜は再びBaymont Innです。


本日の走行距離 170マイル(km) 20 Gal 34.4$


5日目(8/3) Miami, 編 
Miami, FL→Orlando, FL

 今日は再びアパート探し、その前に携帯電話を探しに行きます。使い捨ての携帯電話が魅力的なのですが、現在の使用中のCingularのプランを変えた方が安上がりかもしれません。今のプランだと、ローミング代が高い上に、ディラーからの「この前の修理はご満足頂けたでしょうか?」のような電話がかかってきて、さらに電話代を押し上げるので閉口していたのです。まあ、ダラスに帰ってから考えましょう。
 今度は、ドラールと呼ばれる新興住宅街へ行ってみます。雰囲気としてはダラスのアービングのようです。値段も、ビーチに比べると安く、病院から遠いのが難点ですが、最終的にはここになりそうです。それにつけてもアパート大の高いこと、いかにダラスが暮らしやすかったかがわかります。
 次は、コーラルゲーブルという大学街へ、こちらも値段が一段高くなってしまいますね。なかなかいい場所は見つからないものです。
 一通りアパート探しをおえた後は、マイアミで最もいい場所だと言われたビスケーン キイへ。確かにすてきな場所です。しかし高そうですね。
 5時にマイアミを出て、今日はオランドへ。95号線は今日も渋滞です。しかもこれがずっと続くのですね。ダラスに比べると、たいそう都会で密に人が住んでいるようです。
 9時半にはオランドへ到着。ここはいつも活気がありますね。今日の宿泊は空港近くのLa Quinta Innで$39です。

本日の走行距離 346マイル(km)


6日目(8/4) Orando, 編 
Orlando, FL

 雷雨が来るという予報ながら、朝からいい天気。昼過ぎには来そうですが、長くは降り続かないだろうとのことで、朝から、ユニバーサルスタジオに出かけます。空港から、ユニバーサルスタジオまでは、20分くらい、混んでいなければ近い道です。
 到着したのは10時過ぎ。駐車場は整然と駐車させられていきます($8)。$12支払うと、近い駐車場に停められるようですが朝来る分にはそんなに距離に変わりはありません。
ブリッジを渡って、入場ゲートに着くと、最近はやりのクレジットカード発券機があります。これだと、ラインに並ばなくてすむので、早く券を買うことができます。
 さすが夏休み中だと言うこともあって、ユニバーサルスタジオは大変な混雑です。特に人気があるのが、シュレックで、映画の人気からか、70分以上待ちです。これは、優先入場整理券のExpress Passをこの時期は使えないので、ひたすら並ぶしかありません。入り口のビジターセンターで優先入場券にアップグレードできるという話しもありますので、興味がある方は試してみて下さい。
 今日はお昼過ぎには雷雨が来ましたが、こちらはこれも人気のMummyのアトラクションに並んでいる間に過ぎ去ってしまいました。この時期はどれは最低で30分以上並ぶようです。
 3時くらいには一度園外に出て、今日のモーテルを取りに行きます。今日は、ユニバーサルスタジオ近くのLa Quinta Innで、これも$39。この時間だったら余裕で部屋が取れます。この時間に2度目のスコール。これは、モーテルでやり過ごします。
 5時過ぎにオーランドのアウトレットモールに出かけてきます。このアウトレットはヨーロッパのブランドも入っているアメリカにしては珍しいモールで、今回の旅行中初めて日本人の観光客を見かけました。最近は、日本からはオーランドのユニバーサルスタジオなどには行かないのでしょうか。
 7時にまたユニバーサルスタジオに戻ります。この時間からの方が、涼しくなりまた少しすいてくるので、時間がある人は、夜に出かけた方がいいかもしれません。駐車場も、入園券も再入場可能なので何度でも出入りができます。
 それでもシュレックはまだ75分以上の待ち時間。そんなわけで他のアトラクションをまわって今日は夜の10時まで。最後の花火を後にして、ユニバーサルスタジオをでます。

本日の走行距離 55マイル(km)


7日目(8/5) Canaveral National Seashore, 編 
Orlando, FL→Canaveral, NS→New Orleasns, LA

 さて、いよいよフロリダを後にする日です。観光地のモーテルは比較的朝が遅く、ここの朝食は7時からです。La Quinta名物の、手焼きのワッフルを食べて出発します。ゆっくりと朝食を取っていたために、出発が少し遅れてしましました。
 アメリカ人は本当に朝が早くて、たいていのモーテルは6時から朝食がとれますが、6時過ぎには人がうろうろしていて7時頃には出発する人たちがかなりいます。その点、日本人は朝が遅い人が多いです。
 オランドを後にして、I−4を東に向かい最初にカナベラル国定海岸を目指します。ケネディースペースセンターのすぐ、北にあるのですが、ビジターセンターには北側から入ることができません。
 ここは長くつきだした島と、島に囲まれた静かな内海が広がる国定公園で、内海はボートなどで遊ぶのに絶好の入り江でしょう。亜熱帯のうっそうとした林の中に短いトレールもあるのですが、蚊に刺されそうで怖いです。管理人の50カ所以上のノミ刺されは、水ぶくれまで形成してもうこれ以上虫に刺されるのはごめん被りたいです。
 ビジターセンターには9時に到着したのですが、今日は8時から開いていたようですね。
 島の入り口は、国定海岸になっていないのですが、このあたりは老人向けの定年後住宅街という雰囲気になっています。
 さて、国定海岸を後にした後は、I-95、それからジャクソンビルを通ってI-10へと向かいます。この区間のI-10は先にも書いたように、単調な風景が続き、ちょっと退屈します。
 途中のサービスエリアで、行きがけにルイジアナの観光案内所でもらったクーポン券で、予約センターに電話をします。ルイジアナの観光案内所では、当日宿泊専用のクーポン券がおいてあって、それを使うと破格の値段でフレンチクオーター内のホテルに宿泊することができます。今日の選択はHotel St Marie。$49で駐車場代込みです。フレンチクオーター内は駐車場代が非常に高いので、(普通の駐車場だと一日$28)駐車場付きかどうかということは非常に重要になります。ちなみに、このホテルeXpediaで検索すると、$70で駐車場なしです。
 11時頃に電話をかけたので、問題なく部屋を取ることはできました。ただ、予約が本当に入っているかどうかが怖かったので、ホテルに直接電話をして予約の確認をします。
 夕暮れにさしかかる頃、ニューオリンズに到着します。今まで4回トライして今回やっと訪れることができました。
今日宿泊するホテルは、フレンチクオーターの真ん中にある便利なホテルで、車をフロントにつけてチェックインをすると、駐車場はすぐホテルの隣のバレットを利用することができます。ニューオリンズは飲み歩きの町なので、フレンチクオーター内に宿泊できなければ意味がありません。
 値段の割にはいいホテルで、早速、部屋に荷物を運び入れた後に、バーボンストリートへ食事をしに行きます。
 失敗したのは、ホテルの回線が悪く、インターネットに接続できません。こういう場所ではかゆいところに手が届く日本のガイドブックを読みたかったのですが、残念ながら手に入れることができません。
 とりあえず、Preservation Hallをのぞきに行きます。田舎の汚い掘っ立て小屋、もしくは西部の汚いボックスのようなところで、演奏をしています。管理人ほとんどジャズに興味がないのでわからないのですが、暑い熱気はすごいですね。
 さて、今日の夕飯を探さなければいけません。バーボンストリートの面しているPat O'braienのバーとレストランに入ってみます。後で調べてみれば有名なお店でした。とりあえずみんなが頼んでいる、巨大なハリケーンというラムベースのカクテルを飲んでレストランの中庭が開くのを待ちます。中庭に移ったところ、「この分だと嵐が来るよ。」という、ウエイターの言葉で、結局バーの中で食事を取ることにします。注文をしたのはニューオリンズ名物のJambalayaとShrimp Creoleです。さすがに、ザリガニは今回はさけることにしました。ジャズの町と言ってもかかっているのはロックばかりでした。ここのグラスは最初にチャージされていて、後で返すと返金される仕組みになっていました。
 今日はほろ酔い気分のうちにホテルに戻ってお休みです。いずれにせよ、ニューオリンズは、夜の飲屋街なので、子供づれにはあまり楽しめないかもしれません。

本日の走行距離 758マイル(km)


8日目(8/6) Cane Rever Creole NHP, 編 
New Orleasns, LA→Jean Laffite NHP & NP→Cane Rever Creole NHP→ダラス(Dallas, TX)

 さて、今日は久しぶりにホテルで目を覚ました後、8時に、ニューオリンズに来たらはずせないカフェデモンドへ。ここで、ベニエとカフェオレで朝食にします。テラスは、大混雑で席を見つけるのも大変です。ニューオリンズも白人ばかりに観光客で、アジア人を見かけませんが、ここの店員だけはアジア系ばかりです。 噂のベニエは、甘さがそれほどではなくあっさりと食べられます。ただし店内は大混雑で、朝のカフェオレをゆっくり楽しむという感じではありません。
 さて、その後は観光です。National Park Serviceの案内所はなぜかフレンチクオーターには2つありますが、ここではそれほど情報は入りません。ジャクソン広場の前に、ルイジアナの案内所もありますが、ここのガイドマップもいまいちです。日本のガイドブックの方が、見るべき順にランク付けされているので、短い時間でまわるときは便利です。その点、アメリカのガイドブックはただリストが並んでいるだけなので、どこが見るべきところなのかはなはだわかりにくいです。
 さて、最初に、フレンチマーケットへ、200年以上に渡るマーケットは、説明するまでもなく有名なところですが、雰囲気としては、ダラスのファーマーズマーケットのようなところです。後は順にジャクソン広場、セントルイス大聖堂、ミシシッピー川とまわります。この日のフレンチクオーター内は至る所工事中で、有名な建築物のThe LaBranche HouseやLafitte's Blacksmith Shopなども工事中でちょっと興ざめです。
 さて、12時にはチェックアウトなので車を頼むのですが、前のヒュンダイのおじさんはチップを払わずに出かけていってしまいました。バレットのお兄さんはかなり怒ってましたね。ともかく、車の置き場所が肝腎です。
 さて、ニューオリンズを出た後はJean Laffite NHP & NPへ。Chalmette Battlefieldはここから30分くらいです。ここはイギリス軍との古戦場跡で、広い平原が広がっています。なかを車で回れるようになっていますが、それほど関心を引かない場所です。
 次にI-10に戻って、Barataria Preserveを目指します。途中US-90がBussinessの方がフリーウエイになっていたので、道を間違えてしまいました。わかりにくい、ところです。ニューオリンズから南へ向かうと、スワンプツアーの基地が見えてきたあたりに保護区が見えてきます。ビジターセンターは大きな通りから入ったところにあって、そこから、トレールが続いていますこのあたりでもワニが見られるようですが、フロリダから帰ってきた身としては、少々小粒な感じがします。
 さて、ニューオリンズに戻って、スワンプファイウエイを西に向かいます。I−49との分岐点近くのサービスエリアは、前はトイレしかなかったのに、立派な州の案内所になっていました。
 I−49を北上して、最後の目的地Cane Rever Creole NHAを目指します。ここはインターステート上に看板が出ていない上、下道にも看板が出ていないので非常にわかりにくいです。I−39から、120号、494号線と向かうと、「特別企画」の立て看板が出ていました。もうすでに6時をまわっているのですが、今日は何かイベントがあるようです。この歴史保存地区の中心。かつてのプランテーションのオークランドプランテーションを訪れます。今日はお絵かきと歌の夕べのようで、地元の人が水彩画を描きながら、コンサートを聞いていました。コンサートをしていた女の子達の一人が日本人のような気がしましたが、気のせいでしょうか。
 また、I-49に戻ると一路ダラスを目指します。ガソリンはテキサスよりルイジアナが安いので、テキサス州に入る前に、ガソリンを満たしておきます。一応今日はダラス到着が11:30。今日中に到着することができました。

本日の走行距離 553マイル(km)



更新記録
●2004年8月7日:新規公開


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