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What's Newー今日の呟きー

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 こちらで報告する患者さん、ご家族の情報また写真に関しては、患者さんご両親より掲載依頼、許可されたものを管理人が掲載しています。
日本における刑法134条、米国におけるHIPAAのガイドラインより、患者さんの状況に関して管理人はいっさいお答えできませんのでご了承下さい。



1月16日 サイト上の著作権

 昨日のWhat's Newで新聞記事を紹介すると言ったのですが、そのまま翻訳すると著作権に抵触するので引用だけにとどめます。実際、記事をそのまま転載しているサイトも多いですが、ちょっとまずいですね。

 そんなわけで、昨日のマイアミの新聞マイアミ、ヘラルドに大橋さんの記事が載っていました。この記事の特徴的だったのは、ただ、移植が成功しましたと言うことだけでは無くて、日本の移植の現状や移植関連法案に関してコメントしていたことです。
 朝日新聞の記者の文章を引用してあり、最後にこのようにまとめてありました。 
「私たちは、脳死が人間の死であると認めるのに、もう少しの時間をかけなければなりません。」
全文はこちらから
http://www.miami.com/mld/miamiherald/news/local/10650752.htm

 陽佑ちゃん移植報告(手術後23日目)

 いよいよ今日は退院予定日です。朝から日本のテレビ局(多分フジとTBS?)が取材に来てばたばたしています。昨日より、笑顔が少ないようですね。退院の予定はお昼過ぎだったのですが、午前中のストマの排出量が90ml近くと多めだったので、夕方まで退院の様子を見ることにします。また、陽佑ちゃんは高カロリー輸液と抗生物質のためにPICCラインをつけてかえるのですが、通りが悪くなってきたために、tPAで溶解することにもなりました。
 最終的には夕方になって退院可能と言うことで、4時には退院することに決定。tPAの処置を待っていたために最終的には6時少し前に退院となりました。
 ちなみに、管理人は夕方から手術に入らなければならなかったので、病棟に戻ってきたときには病室はもぬけの殻でした。どの担当医でもそうだと思うのですが、アパートと同じように患者さんごとに部屋というのが決まっていて、回診の時に患者さんがその病室にいないと寂しいものです。病院から患者さんを出すのが仕事なのですが、おかしなものです。
 さて、術後の陽佑ちゃんの移植報告は今日で終わりです。明日からは、外来受診時、検査時の陽佑ちゃんの状況についてご報告します。


1月15日 退院にそえて

 今日で陽佑ちゃんも退院です。管理人は10月から小児移植のフェローとしてこの病院に赴任してきましたが、たまたま陽佑君が、この病院で移植を受けることになって担当医としてしばらくのおつきあいをさせていただくことになりました。
 医師というのは人を治療するのが仕事だと思っているので、あくまでも元になっているのはこの患者さんを助けてあげたいと言うことでしょう。前にいた病院のボスは退院の時にはいつも「Enjoy your life!」といって送り出していました。移植医療の場合は、目標は、「普通の生活を楽しむこと。」 患者さんは常々よくおしゃられるのですが、いかに普通の生活を普通に楽しむことが貴重なことか、いかに家族で普通の日々を送るのが大変なことか痛感すると言われています。たとえば、休日に公園に行ったり、学校に通ったり、そんなありきたりなことが永遠に失われてしまうことになります。
 医師が仕事に私情を挟むのはいかがなものかという意見もあるでしょう。もちろん医学的な適応に関しては冷静でなければいけません。しかしこの仕事は私情なしにはやることはできないと感じます。管理人が今までの師匠をみても、移植外科、一般外科にかかわらず、その基本は「この患者さんを元気にしてあげたい」ということで、それは自分の家族・友人に対するものと同じものです。まあ、結果としては自分の家族には負担がかかることが多いのですが。
 今まで、何人もの患者さんとおつきあいさせていただきましたが、残念な結果になってしまったことも何度もあります。そのため、まだまだ先は長いのですが、陽佑ちゃんが退院といった大きな一歩を踏み出してくれたことは本当にうれしいことです。また、彼に生きるチャンスをくれたドナーの子とそのご家族、日本や海外で支援をして下さった多くの方々本当にありがたいことだと思います。このような方々は、「もし、自分や、家族に同じことが起こったら。」ということで協力していただけたのでしょう。非常に単純な、でもとても貴重な想像力の賜物だと思います。

 まだまだ、多臓器移植は日本ではなじみのない治療法です。また、それを支える脳死や臓器提供についても医療従事者も含めて十分な理解が得られていないのが現状です。患者さんのプライバシーはそのまま出していますが(同意の上です)、管理人としては、理解の一助となればと思ってこのページを運営しています。ご意見、ご質問についてはいつでもどうぞ。

 陽佑ちゃん移植報告(手術後22日目)

 いよいよ今日は退院予定日です。朝から日本のテレビ局(多分フジとTBS?)が取材に来てばたばたしています。昨日より、笑顔が少ないようですね。退院の予定はお昼過ぎだったのですが、午前中のストマの排出量が90ml近くと多めだったので、夕方まで退院の様子を見ることにします。また、陽佑ちゃんは高カロリー輸液と抗生物質のためにPICCラインをつけてかえるのですが、通りが悪くなってきたために、tPAで溶解することにもなりました。
 最終的には夕方になって退院可能と言うことで、4時には退院することに決定。tPAの処置を待っていたために最終的には6時少し前に退院となりました。
 ちなみに、管理人は夕方から手術に入らなければならなかったので、病棟に戻ってきたときには病室はもぬけの殻でした。どの担当医でもそうだと思うのですが、アパートと同じように患者さんごとに部屋というのが決まっていて、回診の時に患者さんがその病室にいないと寂しいものです。病院から患者さんを出すのが仕事なのですが、おかしなものです。
 さて、術後の陽佑ちゃんの移植報告は今日で終わりです。明日からは、外来受診時、検査時の陽佑ちゃんの状況についてご報告します。


1月14日 3連休

 今晩は管理人です。マイアミは今日から3連休なのですね。ジュニアフェローが連休にかけて旅行に行ってしまったので、管理人は3日間オンコールです。
 さて、今日はAmazonから小児外科の教科書と、三脚が届いたのですが、教科書はFedEx、三脚はUPSでの到着です。細かく使い分けているのでしょうか。残念ながら三脚は配送センターで留め置きの上、土日は引き取りができません。

陽佑ちゃん移植報告(手術後21日目)

 今日は忙しい一日です。退院を間近に控えて退院後の勉強です。午前中は、ストマナースからストマケアーについての説明、お昼前にはコーディネーターから薬の説明です(1)。手術から一ヶ月以内までは薬の量が多いですし、水薬なので量を覚えなければなりません(2)。
 さて、今日は2時から記者会見です。陽佑君も準備満タンですね(3)。記者会見はマイアミのローカルとスペイン語放送、それから日本の記者と来ていただいたので、英語、スペイン語、それから日本語で記者会見をします。(4)陽佑ちゃんも最初は緊張していましたが、途中から慣れて笑顔で答えてくれました。陽佑ちゃんの視線からだとこんな感じです(5)。お父さんも日本人記者に説明をしてます(6)。ローカルの放送は6時のニュースで早速放映されていました(7)。夜は、経管栄養のポンプの使い方の説明に来てくれたのですが、んー。マニュアルを読んだ方が早いかもしれません。

マイアミ情報板より(メールアドレスの登録もできます.)
05/01/15(土)11:40:00 投稿者[adden]
【No.8】 タイトル[hotelについて]
質問なのですが、マイアミで海にも近くてショッピングができるホテルを探しています。勿論安いに越したことは無いのですが、全く行った事が無い為どなたか教えていただけないでしょうか?宜しくお願いいたします。


1月13日 陽佑ちゃん移植報告
陽佑ちゃん移植報告(手術後20日目)

 今日も経過は良好です。経管栄養をライスシリアル入りに変えて10ml/hにあげていきます。主な薬も内服薬に変えます。プログラフの血中濃度も良好で、週二回の内視鏡の結果も問題ありませんでした。
 さて、いよいよ退院の日が近づいてきたので、ご両親に退院後のケアーについて学んでもらわなければなりません。コーディネーターから合併症や、薬について説明を受けます。多分明日くらいにはテストをされるのではないでしょうかね。


1月12日 陽佑ちゃん移植報告
陽佑ちゃん移植報告(手術後19日目)

 今日も経過は良好です。経管栄養も9ml/hに上がったので、明日からは高カロリー輸液も減らすことができるでしょう。最終的には47ml/hまであげることになります。イモディウムをはじめた後はストマからの排出量も十分減って<200ml/日となりました。これならば、追加の点滴も必要ありません。投与されている薬も、できるだけ経口薬に変えていきます。
 そろそろ退院の声も聞こえてきたので、コーディネーターとソーシャルワーカーが退院に向けてセットアップをはじめます。高カロリー輸液や、サイトガン、ゼナパックスなどの静脈注射しかない薬はお母さんに投与方法を練習してもらうことになります。


1月11日 千羽鶴

 今日は陽佑ちゃんのビデオ撮り。インターンのケニア先生に手伝ってもらって、撮影です。管理人のデジタルビデオを相当古いので、どうもライトがちゃんと作動しません。蛍光灯が逆光になってしまっていまいちのできですが、雰囲気は伝わったでしょうか。
 向かいの病棟の患者さんが、あの飾りは何だと聞くので「千羽ツル」の話しをすると、かなり感心していました。折り紙というものはアメリカ人でも知ってはいますが(盆栽みたいなもの)実際に見るとやはり、感動するようです。

陽佑ちゃん移植報告(手術後18日目)

ビデオ(22MB)
 今日も経過は良好でよく笑ってくれます。経管栄養も7ml/hにあげても問題ないようです。昨日の内視鏡の生検の結果も良好です。プログラフも経管だけとなりました。多臓器移植の場合は肝移植に比べるとプログラフの血中濃度を高く保たなければいけないので少々気を使います。
 小腸を含めた2つ以上の臓器移植の成功例ははGrantによって1989年に報告された、小腸+肝臓の同時移植とされています。最初の多臓器移植の成功例は1992年Margreiterによって報告されました。それからわずか12年ですが、すでに多くの患者さんが多臓器移植によって命を救われています。
 さて、今日は1分30秒のビデオクリップ付きでお送りします。このファイルはMPEG形式で22MBと非常に重いです。高速回線が入っている方のみ一度ダウンロードしてからご覧下さい。なお、前回のビデオクリップは削除いたしました。


1月10日 女の中に男が一人

 小児移植のカレンダーがやっとできあがりました。年が明けてしまったら半額になってもいいくらいなのですが、すっかり年明けですね。なかなか良いできあがりですので、ご入り用の方は、管理人までどうぞ。

 さて、先日公開したビデオ映像。これは、デジタルカメラのIXYで撮ったものですが、予想以上に好評(だったそう)です。コンパクトデジカメなので、撮影時間はたかがしれています。ちょっと調子に乗って、デジタルビデオカメラから取り込んで、1分(10MB)くらいの長めのビデオクリップと作ってみましょう。マイアミに来てからTigerDirectで購入した$350のAthlon 2800マシーンですが、今までのAVI→MPEGへの変換が非常に早いです。

 この週末から、ジュニアフェローがイタリア人のクリスティアーのから、スペイン人のラケルに変わりました。この女医さん気は強そうですが、力持ちいいやつのようです。早速、倉庫フェロー室にベッドを持ち込むと行っていますが、朝来て寝ていたらびっくりするでしょうね。
 これで小児移植のオフィスは、アテンディング(オフィスは別のところにある)を除くと、インターン、フェロー、コーディネーター、ソーシャルワーカーー、秘書と全員女性。女の中に男が一人という状態ですね。

 最後にこのサイトはできるだけ匿名性の高い情報サイトを目指しています。また、安全上の理由も含めて、日本人の身近な人々、家族、同僚、、上司、友人に関してはいっさいサイト上に記述していません。サイトは「健康関連ウエッブサイトの情報提示のルール」に従って作成することを心がけていますので、管理人の氏名、連絡先は提示しています。もし身近な方で日記にいっさい記述が無くても、以上のような理由ですので、あまり気になされないで下さい。

陽佑ちゃん移植報告(手術後17日目)

 今日も経過は良好です。よく笑ってくれるようになりました。ストマからの廃液は500mlと少々多めですが、内視鏡では異常がないので、イモデウム(下痢止め)をはじめます。経管栄養をはじめても、胃瘻からの廃液は多くならないので(<100ml)経管栄養を5ml/hで24時間連続にします。発疹も収まってきたようで経過を見ることにします。プログラフの濃度はまだ落ち着いていないので、経口と静注を併用して吸収が上がるのを待っています。
 今日はお父さんがお泊まりで、病院食で夕食です。見てくれはいまいちですが、結構おいしいそうです。(大橋お父さん談)
 ちなみに最後の写真が小児移植外科のカレンダーです。陽佑ちゃんも来年号に載るかな?


1月8日 RSS配信について

 フォードトーラスの「エンジンのメンテナンスが必要です」ランプがついて久しいので、ファイアーストーンでテスターにかけてもらいます。エンジン診断テスト、$80と結構しますが、他に調べる方法がありません。結果は燃料フィルターのつまりということでした、この燃料フィルター、米国では結構詰まります。

 日本のドラマの好きな管理人、普段は日本から送ってもらっているビデオを見ています。たまには、ビデオでも借りてみようかと思って比較的近くにある、日本食料店のイセヤに行ってみます。レンタル料そのものは$2と一般的ですが、会員になるのに$25も必要だとのこと。んー。1本だけ試しに借りるには高すぎますね。しばらく、日本からのビデオに頼ることになるでしょう。

 デジタルカメラの写真のプリントには、やはりプリンターよりも写真や着付けの方が安価できれいです。インターネットでの注文も試しては見たのですが、結局送料なども考えるとWallgreenが便利ですね。フィルムからの現像の場合は、CDに取り込んでもらうことも出来るので、フィルムからデジタルで保存するときも便利です。
 風景の写真ではPLフィルターを使うことが多かったのですが、デジタル化してから、PLフィルターが効き過ぎる傾向があります。なかなか使いこなすのが難しいものです。

 今日はエバーグレーズ国立公園の北側にある、Shartk Valleyに夕方でかけます。家から30分ほどですが、ワニと野鳥のメッカで冗談のようなところをワニがはっています。

陽佑ちゃん移植報告(手術後15日目)

 今日も経過は良好です。昨日から経管栄養をはじめていますが、嘔吐もなく御機嫌です。今日もマイアミ地方はよい天気です。窓から眺める景色もこんな風です。


1月7日 RSS配信について

 サイトを訪れて下さっている皆さん今晩は。最近はリソースを陽佑ちゃん報告と、RSS配信対応に費やしているため、メール、掲示板へのお返事が著しく滞っておりますが、しばらくお待ち下さい。
 さて、このサイトもRSS配信に完全対応いたしました。サイトの最新情報はこのサイトを訪れなくてもFireFoxなどのRSS配信対応のソフトを利用すれば知ることが出来ます。ふるってご利用下さい。

 最近Amazon.comを利用して、本だけでなくコンピューターやカメラのパーツを買うことも多いのです。すっかり、総合オンラインショッピングサイトになっていますね。さて、アマゾンではご存じのようにアフィリエートプログラムを行っているのですが、これを利用すると、自分のサイトにおいて購入した場合もインセンティブが入るのでしょうか?そうすれば本などが割引で購入できるのと同じことですね。
 最もこのサイトのポリシー上、広告をサイト上に載せることが出来ないので実現できないのですが、どなたかご存じの方がいらっしゃったらお教え下さい。

 管理人宛のメールに関して繰り返しご連絡しますが、当アドレス宛には多量のスパムメールが届くため、題名の中に"baylor"というキーワードが入っていなければ、基本的に管理人まで届きません。また、お問い合わせのメールに関して、情報の共有化の原則に基づいて、特に断りのない限りはプライバシーに配慮した上で掲示板に転載いたします。

 初めていらっしゃる方は必ず「はじめに」をお読みいただくようお願いいたします。
「はじめに」を更新しました。

陽佑ちゃん移植報告(手術後14日目)

 今日も経過は良好です。作業療法士の方が来て、リハビリテーションです(1−3)。なかなかスパルタなトレーニングで、陽佑ちゃんは時々泣いてしまったりもしますが、がんばってました。その後は、ブランコに乗ってご機嫌です(3,4)。 お父さんも作業療法士の人たちと一緒に記念撮影です。
 おしゃぶりをしているのにもかかわらず、もう一つおしゃぶりをするのはご愛敬です。
 さて、今日から胃瘻をクランプして経管栄養をはじめます。Neocate 5ml/hで最初は日中12時間からはじめましょう。


1月6日 いい獣医とは

 管理人の犬をAnimal Care Center at Doralに預けていたのですが、ここの受付嬢の愛想の悪いこと悪いこと、仕事をする気も全くありません。預けるときには予防接種を受けたのですが、混合ワクチンが無く$20×3です。ダラスの時は混合ワクチンで$14だったのを考えると、以上に高いですね。しかも、ボーディング料には自動的に帰る日の値段も含まれているため、短期で預ける場合はかなり高価になります。愛想が悪い上に、値段も高いとなると他のところをまた探さなければなりません。いい病院を探すのも大変ですが、獣医・ボーディングもなかなか大変です。どなたかいいところをご存じの方は教えて下さいね。
 さて、以前注文していた携帯電話の充電器とマイクが到着しました。どこからかと思えば香港からです。直販価格と言うことなのでしょうか。これで、運転中も気兼ねなく電話が使えるようになります。この携帯のイヤホンマイクマイク、なかなか便利なものですね。
「リンク」を更新しました。

陽佑ちゃん移植報告(手術後13日目)

 ここ一両日、発熱が続き結局残っていた中心静脈のブロビアックカテーテルも抜去することになりました。2時間かけてPICCラインを入れてもらったので、何とか抜くことが出来ました。おかげで、今日は熱も下がって調子は良好です。CTの結果、大きな問題はありませんが、肺に少し影があるので、しばらくは、カテーテル感染に対するものと合わせて抗生剤の投与を続けます。
ビデオ(2.4MB)

 今日も、週二回のストマからの内視鏡を行いましたが、結果はOKです。2週間経ったので、経管栄養をはじめたいところなのですが、まだ、胃瘻からの廃液が多いので、もうしばらく待つことにします。プログラフも経管投与になって落ち着いています。
 今日から、理学療法士の人が来てくれて、トレーニングです。ゆりかごにも乗せてもらってご機嫌です。右手に巻いてあるのはお母さんが考えてくれて点滴なめ止めです。
 さて、今日は15秒間のビデオクリップ付きでお送りします。このファイルはMPEG形式で2.4MBと少々重いです。高速回線が入っている方のみクリックしてごらんいただくか、一度ダウンロードしてからご覧下さい。


1月3日臨床留学日記

 ブロッグばかりの世の中になってしまったという話しをしていましたが、ニューヨークで臨床留学をされている鈴木先生が、新しく臨床留学日記をはじめられました。貴重な、ニューヨークでの内科のレジデント生活が記されています。

New York 徒然
http://www.geocities.jp/suzukit_tky/

 試験運用中のMovable TypeによるWhat's Newなかなか使いやすそうですね。この分だと、近日中にWhat's NewはMovable Typeに移行できそうです。RDFを自動的に生成してくれるので、簡単ですね。また、ご感想などがありましたらどうぞ。

ダラス通信::What's New -今日の呟き-
http://www.dallastsushin.com/blog/

陽佑ちゃん移植報告(手術後10日目)

 昨晩は発熱が見られましたが、2本あるうちの1本のカテーテルを抜去した後には軽快したためカテーテル感染のようです。昨日からは経管のプログラフもはじめたので、現在は静脈注射と併用していますが、もうじき、経管だけにかえられることでしょう。
 今日は内視鏡も行われました。週に二回はしばらく続けることになります。
 現在陽佑ちゃんには細菌、ウイルス、真菌用の抗生物質が投与されています。おいおい、移植後の感染症についてもお話ししましょう。彼はナイスタチンが気に入ったようで、ちゅうちゅうと好んで飲んでくれます。ちなみに最後の写真はプログラフを書き写すインターンです。


1月2日 Blogというもの

 皆さん今晩は、日本ではもう一日お正月休みがあるでしょうが、こちらは明日からは長いホリデーシーズンが終わって、通常勤務となります。交通渋滞が始まるのかと思うと、少々気が重いです。今日一日もデーター処理に負われて一日中コンピューター相手です。
 さて、昨年は予想以上にBlogがヒットして、新しくサイトをはじめた人たちだけではなくて、多くの旧来のサイトもBlogに移行しました。
 当サイトもBlogに使われる技術を無視できないようになってきたため、RSS配信を開始することにしました。現在、Movable Typeのテスト運用も行っています。
 さて、そんなBlogですが、ダラスで今最も熱いBlogを見つけました。新しくダラスで生活をはじめる様子が克明に記されています。

Dallas Diary
http://yaplog.jp/katocha/


陽佑ちゃん移植報告(手術後9日目)

 今日も順調に経過しています。昨日、若干の胃管からの出血が見られましたが、一次的なものですみました。今日はお母さんにだっこしてもらっていますが、少し眠そうです。


1月1日 元旦

 あけましておめでとうございます。いろいろなことが起きた昨年一年間ですが、きっと今年はいい年になることでしょう。
 さて、昨晩は、マイアミ湾で年越しの、花火がありました。マイアミビーチへ向かう高速は4列5列駐車で全く動いていません。それでも、比較的立派な花火で年を越すことが出来ました。
 さて、年が明けたら初日の出ですが、あいにくマイアミは曇りの予報、比較的天気がいいと予測されるキーウエスト方面を目指します。
 結果的にはマイアミビーチでも初日の出が拝めたようですが、キーズから望む初日の出とペリカンをお楽しみ下さい。

陽佑ちゃん移植報告(手術後8日目)

 今日はますます表情が戻って笑うようになってきました。鼻から入っていた管も抜いて、胃瘻のボタンにつなぎかえることにしました。鼻から管が入っていないとすっきりして本人も楽なことでしょう。まだ、景観栄養ははじめられません。2回目のゼナパックスの投与も受けました。
 看護婦さんが一生懸命笑わそうとするのですが、かえって泣いてしまいました。パパは病院食を毎日のように召し上がっているのですが、比較的気に入られている?ようですね。でもほとんど毎日同じメニューのようです。
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今日の紙芝居(クリックすると拡大します。Click a picture to enlarge it.)
 マイアミ湾の年越しの花火大会です。写真でわかるように、高速上は大渋滞です。ダラスだったら、パトカーがかなりうるさく取り締まるでしょうが、ここはまあ大見にというところでしょうか。
 下の写真はキーズからの初日の出、日の出の前を横切っているのはペリカンです。この入り江は、10羽ほどのペリカンがゆっくり飛翔していました。


12月31日 大晦日

 いよいよ今年も終わりです。いろいろあった一年ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。日本はもう年が明けているかと思いますが、こちらはこれからですね。行く年来る年や、紅白がないと大晦日という感じが全くしなくて寂しいです。今日はマイアミ地方は雨ですが、港の方では花火が上がるようなので出かけてみることにしましょう。

陽佑ちゃん移植報告(手術後7日目)

 今日も全体的に落ち着いています。少しずつ表情が戻るようになってきましたが、まだ栄養は点滴からしか使えません。長期休暇を取っていたインターンも戻ってきたので、今日から彼女も陽佑君を受け持ちます。彼女はスペイン語を話すのでありがたいです。
 時々受ける質問で「移植した臓器は中でブラブラしていないのか?」というものがありますが、通常、ブラブラするだけのスペースも無いですし、少し経てば癒着(傷口がくっつくこと。)でかえって、しっかりと周囲に張り付きます。
 陽佑君の免疫抑制剤としては、プログラフとステロイド以外にもゼナパックスを使用しているので、明日は2度目の投与になります。


12月30日 データ処理

 日本は年末気分だと思いますが、こちらは全くそのような気配がありません。年明けまでに、プロジェクトのデーターを出さなければいけないので、コンピューターとにらめっこし続けです。

陽佑ちゃん移植報告(手術後6日目)

 今日は2度目の内視鏡検査。検査結果は良好です。内視鏡といっても、回腸ストマから覗くだけなので比較的簡単に出来ます。手術後は、かわいそうですが毎日採血が必要です。中心静脈カテーテルから採血をすることが多いですが、足から直接採血をしなければならないこともあります。
 最近、マイアミは雨続きで、病院からの風景もぱっとしません。


12月29日 おいしいラーメンはどちらですか?

 今日廊下で台湾から訪れている医師に「おいしいラーメンが食べられるところを紹介して下さい。」と言われたので、「まつり」のラーメンを紹介しておきました。「妻がラーメンを食べたがっているから。」ということで、喜んでいましたが、逆に彼の勧めるところの中華料理屋さんはUS1沿いにある、「Golden China」というレストランだそうです。どなたが行かれた方がいらっしゃるようでしたら教えて下さい。

陽佑ちゃん移植報告(手術後5日目)


 今日も順調な経過をたどっています。連続的に血圧を測る動脈ラインもはずれ午前中には集中治療室(1)を出て、ステップダウンと呼ばれている、高度治療室に移りました(2)。少々はやめですが、ご両親には今から投与されている薬などを学んでいただくため、移植後マニュアルがご主人にプレゼントされました(3,4)。されに、午後には一般病棟への移動となりました(5)。
 一般病棟は、ご両親も常時ついていることができるようになっています。病室の設備は、小児移植外科のどの部屋もだいたい同じです(6,7)上のテレビで放送されているバン国は「お母さんと一緒です。」時間の表示の仕方が日本的でしょう(8)。ご両親には、病院食が配られているのですがまあこんな感じです(9)。コメントは差し控えておきましょう。陽佑ちゃんにも表情が戻ってくるようになってきました。(写真の番号は左上から順にふってあります。)



12月28日 仕事納め

陽佑ちゃん移植報告(手術後4日目)

 クリスマスは終わりましたが、集中治療室のドアは、まだ飾り付けがしたままです。今日はまだ集中治療室ですが、まもなく病棟に上がることができそうです。病棟に上がったら、ご両親の付き添いも必要になってくるので今のうちに休んでおいた方がいいかもしれません。
 術前にはかなり高かった肝機能の値も順調に下りてきており、良好な経過をたどっています。集中治療室にいる間は小児集中治療の医師がついているので、移植外科側は主に、免疫抑制剤(プログラフとステロイド)を管理します。 多臓器移植でも、ここでは肝移植と同様に免疫抑制剤はプログラフと、ステロイド、それからゼナパックスという薬を使います。また薬についての説明は後ほどいたしましょう。
「大橋陽佑ちゃん手術報告」を公開しました。


12月27日 休暇明け

 今日はクリスマス休暇明けですが、町はまだクリスマス休暇中なのか交通量は比較的少なめです。病棟もまだまだクリスマス気分です。今日は、NFLの審判チームが病棟をまわって、プレゼントを配っていました。

陽佑ちゃん移植報告(手術後3日目)

 昨日、人工呼吸器の管を抜きましたが、朝まで呼吸状態は落ち着いています。術後、初めてバスにも入りました。ICUの看護婦さんは自分のお薦めのローションを使いたかったようですが、断ったらちょっとご機嫌斜めのようでした。
さて、今日は初めての内視鏡の日です。小腸のストマがあるので、そこから内視鏡と小腸生検を行います。今日内視鏡を行ってくれたのは小児消化器内科の先生ですが、小児移植外科で行うことも多いです。これから一ヶ月間は週に二回は内視鏡を行います。免疫抑制剤はプログラフの静脈連続注射、それから、ステロイドは毎日減らしていっています。


12月26日 ボクシングデー

 カナダ、イギリスの皆さんは今日はボクシングデーでしょうか。こちらは、休日ではないのですが(いずれにせよ日曜ですね。)、クリスマスあけのセールの日のようです。

陽佑ちゃん移植報告(手術後2日目)

 術後2日目になりました。経過は良好で朝にはまだ装着されていた人工呼吸器が、夕方にははずれました。移植された肝臓や小腸などの臓器も順調に働いています。今後順番に管をはずしていくことになります。まだ、栄養や、プログラフ(免疫抑制剤)は点滴で行われていますし、しばらくは集中治療室で様子を見ることになります。


ダラス情報板より(メールアドレスの登録もできます.)
04/12/24(金)04:18:53 投稿者[はな] <http://home.comcast.net/~hanaoka/>
【No.85】 タイトル[ムービングセールのお知らせ]
帰任に伴い、ムービングセールを行います。
来月中旬まではweb上でリストの公開をしています。
まだリストには載せていませんが、車も2台、売り出す予定です。
興味のある方は、URLをご参照頂くか、直接メール下さい。


12月25日 陽佑君報告 術後

 今日はクリスマス。町はマクドナルドまで閉まって静かです。

陽佑ちゃん移植報告(手術後1日目)

 陽佑ちゃんは8時間にわたる多臓器移植に無事に耐え、午前3時には小児集中治療室へと移りました。陽佑君の手術では、6つの臓器、肝臓、小腸、胃、膵臓、脾臓、大腸が新しく移植されました。ご両親も無事に手術を終えてホットされたようです。移植の場合は手術が終わってまだ道のり半ばですが、これからがんばってくれることでしょう。
 ご両親も、病院の中が寒いため重装備です。


12月24日 陽佑君報告 術日

 本日当院にて、多臓器臓器移植(Multiviceral Transplantaion)のため待機中の大橋陽佑ちゃんが、移植を受けるために小児移植病棟に入院されてきました。
 ご本人がが日本から沢山の方の支援で移植を受けられているということ、出来る限り日本の方に現在の状況をお知らせしたいということ、また、アメリカでの移植ということを日本に御紹介したいということで、現在の状況につきまして、ご両親のご希望とご許可によりこちらのサイトにてご報告いたします。
 この報告の内容に関しましては、陽佑ちゃんを救う会のサイトからも反映されるようになっています。陽佑ちゃんの今までの経過に関しては、「陽佑ちゃんを救う会」のサイトをご覧下さい。

 陽佑ちゃんを救う会
http://yosuke-chan.web.infoseek.co.jp/

 こちらで報告する患者さん、ご家族の情報また写真に関しては、患者さんご両親より掲載依頼、許可されたものを管理人が掲載しています。 日本における刑法134条、米国におけるHIPAAのガイドラインより、管理人は、患者さんの状況に関してはいっさいお答えできませんのでご了承下さい。

陽佑ちゃん移植報告(手術当日)

 陽佑ちゃんに適合するドナーが現れたため、本日お昼頃、小児外科病棟に入院されました。手術は夕方よりを予定しています。陽介くんは少し眠いようですが、手術には問題なく迎えそうです。手術は、明日の朝までかかる見込みです。


12月23日 お久しぶりです

 ダラスで一緒に働いていたフェローの尾中先生。現在はイスラエルに帰って移植外科医をしているのですが、かれが患者さんを連れてマイアミへと突然現れました。
 今日は、久しぶりに彼と、コーディネーターと連れだって、マイアミビーチに食事に行きます。彼らはファーストクラスで往復しているのにもかかわらず、宿泊しているのは病院前の汚いデイズインです。
 このコーディネータにはお嬢さんがいるのですが、日本に3ヶ月ほどいたことがあるとのこと。よく聞けば、路上で物売りをしていたらしいです。「不法だけどね。」と、彼女は悪びれるまでもなく言います。お嬢さんはそこで旅費を稼いだ後にアジア旅行に出かけたそうです。「日本はとってもいいところでした。」

今日の紙芝居(クリックすると拡大します。Click a picture to enlarge it.)
1.アメリカにあるのにアメリカンコーヒー。
2.イスラエルからのコーディネーターと尾中先生。


12月21日 2005年版カレンダー

 12月も半ばになるとぽつりぽつりとクリスマスカードが届きます。年賀状のように元旦にまとまって届くのもいいですが、部屋に飾ることができるというのもいいものです。
 
 まもなく年の瀬を迎え2005年となりますが、小児移植部門で来年のカレンダーを作りました。元気になった患者さん達が毎月を飾っている、カレンダーです。販売もしていますので、御入り用の方はどうぞ。


12月20日 いつもポッケ腰ににパームを

 マイアミの方がダラスよりも寒い今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日からはインターンがStep3の試験を受けるために一週間ほど休みです。久しぶりに、入院や退院の手続きをしなければなりません。本当に、インターンがいるというのはありがたいことで、前にいた病院では、H&Pをはじめ、全部やらなければいけなかったことを考えると、信じられませんね。ダラスの労働状況を改善するには、是非ともインターンを受け入れてほしいものです。

 さて、「いつもポッケにパームを」というのが売りでしたが、最近は白衣のポケットを軽くするのと、手術室に持ち込むためにこしポケットにぶら下げるようにしています。ただ、PALM純正のメタルケースはふたが閉まらないので、すとんと落ちてしまう問題があります。このためAmazon.comよりInnopocketのメタルケースを注文していたのですが、今日届きました。使用レポートは明日にまたお送りします。(多分)


12月18日 さようならテキサス

 引っ越した後、テキサスナンバーをつけたままにしていた管理人の車。道路で、何となく慣れない運転をしても許してもらっていた気がしていたのですが、車検は切れ、自動車税も切れつつあるのでした。まわりの車を見ると、他州ナンバーのまま、自動車税が切れて乗り続けている人も多いようですが、一応日本人としてはきちんとしておかなければいけません。
 ナンバープレートを切り替えるには、市内にいくつかある事務所に出向く必要があります。
 必要なものは 1.フロリダの免許証 2.フロリダの保険 3.自動車のタイトル(登録証) 4.古いナンバープレート です。免許証と保険は事前に切り替えておく必要があります。
 管理人の赴いた事務所は完全にスペイン語圏。自動車登録事務所と言うよりは、東南アジアの怪しい両替商です。壁のナンバープレートが、偽プレートを思わせます。
 初回登録料と自動車税とで$200+αを払うと、その場でプレートをくれます。古いナンバーは返却してくれました。今まで知らなかったのですが、フロリダ州では、プレートは後部に一枚だけつけるのですね。プレートが無くなった全部が結構間抜けになります。
 また、自動車税は誕生月までなので、登録付きによっては結構そんをすることになります。他州と同様にナンバープレートは好みのものを選べますが、国立公園マニアの管理人としては、「エバーグレーズ」を選択しました。
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1.自動車登録事務所
2−4.内部は偽ナンバー販売所のよう
5−6.さようならテキサスナンバー
7.エバーグレーズのプレート
8.プレートが無くなって間抜けな前部


12月17日 キューバ的髪型

 外国人に髪を切ってもらうのは10年ぶりの管理人。(前回は確かタイ旅行中だったようなきがする。)海外生活で一番困るのはこれかもしれません。なんと言っても毎月のことですから。意を決して、家から近い床屋または美容室を探しに行きます。ドラール通りを行くと、最初にあったのが「Hair Cuttery」外見は小綺麗ですが、中には男性の姿。入り口には「カット$13 一見さん歓迎」の文字が。
 おそるおそる中にはいると、すぐに席につかされます。「どういう風にお切りしましょうか?」と聞かれたので、「一インチずつ、そのまま短くして。」 これが運の尽きでした。
 うとうととしている間に、できあがると。まさしくキューバの髪型。短く切られてピンピンに立っています。んーん。やっぱり海外で髪を切るのは怖いですね。


12月16日 病棟のクリスマスパーティー

 今日は病棟でのクリスマスパーティー。持ち寄りでのランチです。(管理人は持ってきていませんが。)

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12月15日  小児病院のフェロー

 今日はマイアミに来てから初めて暖房をつけました。それくらい寒い日が続いています。

 さて、昼間は小児移植外科でランチに出かけます。場所は、CoCo WalkのCheese Cake Factoryへ、小児病院から来たフェローのサスペンションがかちかちのBMWに乗せてもらって向かいます。彼はなかなかいいやつで、小児科関係のパームウエアーをいろいろ教えてくれました。こちらで順次紹介しましょう。

 さて、夜は小児病院のフェローと食事をします。現在、小児病院には日本人のフェローが2名来ています。脳神経外科の宮川先生はニューヨークでの研究の後に、こちらのフェローへ。奇遇ですが、以前、ニューヨークで食事会をしたときにお会いしたことがあるのです。
 また、もうひとかたは小児集中治療の木村先生。昔の国立小児からいらしています。小児病院からは、小児移植外科にフェローがローテーションできているので、彼らの話はよく聞かされていました。今度は、小児移植外科と、小児病院の集中治療部と食事会をすることにしましょう。

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1.コーディネーターです
2.新しく買ったサイバーショットの試し撮り
3.ソーシャルワーカーです
5.食べきれないのでお持ち帰り
小児病院組
1.宮川先生ご家族
2.木村先生ご家族


12月14日 臨床留学/USMLE フォーラム

 マイアミにしては非常に寒い夜ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 スレッド形式の掲示板を設置しました。臨床留学、USMLEに関する書き込みはこちらにしていただくようお願いいたします。新しいスレッドがたった場合には、こちらでも紹介する予定です。管理人の情報は、かなり古いので、最近の状況についてご存じの方はフォローいただけたらと思います。

 また、お問い合わせの質問メールに関しては、情報の共有の観点からプライバシーに十分配慮した上で適当な掲示板に転送いたしますので、掲載を希望されない場合はその旨をお知らせください。

 臨床留学/USMLEフォーラム


12月12日 医学留学

 先日、領事館ではパーティーがあったようですが、こちらは、日本からの学生さんと一緒に、ダウンタウンにある、「Tabacco Road」というバーに出かけてきました。
 この学生さんは鹿児島大学からの留学生なのですが、一年間こちらの医学部で研修されるそうです。鹿児島はマイアミと姉妹都市だと言うこともあって、かなり以前から、2−3名の学生が、一年間と言うかなり長い期間で、医学部に実習に来ているようです。
 日本の医学部の中では非常にユニークなプログラムですが、管理人もここに来るまでは、存在を全く知りませんでした。
 本来は、実習についてリポートをする予定だったのですが、キューバビールがおいしすぎて、話しは正しい、初期臨床研修病院の選び方へと脱線してしまったので、それは後日にということにしましょう。

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鹿児島大学から実習に来ている学生さん。今度は、白衣姿で病棟をまわっている、それっぽい写真にしますね。


12月11日 クルミ割り人形

 今日はひたすらクリスマスカード/年賀状印刷書き。さて、プリンター会社がインクで収益を上げているのは有名なことですが、管理人のこの前手に入れたCanonのi475D。プリンターの値段が$29でカラーカートリッジは$18もします。そんなわけで、通信販売で手に入れた格安カートリッジ$2.5を試したところ、全く別の色のプリントができあがってきます。
 普段の写真はオンラインプリントをするので、プリンターで写真を印刷することはありませんが、いくら年賀状とはいえ、この色合いの差は大きすぎます。仕方がないので、やっぱり純正のインクを使うしかなさそうです。

クリスマスの行事といえば、「クルミ割り人形」ですが、ここマイアミにも「Miami City Ballet」があるので、行ってきました。場所はビーチにあるJackie Gleason Theater。ヤシの木の中の劇場で、クルミ割り人形というのも何ですが、雰囲気はあります。
 コーディネーターのお子さんがマチネに出演すると言っていたのですが、残念ながらこちらは夜だったのであうことはできませんでした。
 人の出入りが激しかったり、拍手が多いのはご愛敬ですが、前に座った4人のカップル、駐車場の混雑を避けてか、カーテンコールの前にあわてて飛び出していきました。気がつくと椅子の上に分厚い財布がちょこんと置いてあります。
 さっさと出口の係員に預けてしまいましたが、猫ばばしたりしないでしょうか?急いで飛び出していった彼女たち、帰って面倒なことになったようです。


12月10日 携帯電話考

 ダラス時代はCingular Wirelessの携帯電話を使っていたのですが、引っ越しするのに伴って、Tracfoneのプリペイド式携帯電話に変更しました。プリペイド式は、最低契約期間が無いので便利なのですが、通話料金が高いのが難点です。
 特に、この病院に移ってからは、電話があまり無いことと、同僚が携帯に直接電話をかけてくるので、かさむ電話代に頭を悩ましていました。
 
 そこで、マイアミにはMetroCallという格安の携帯電話会社があるので、そこに加入することにしました。MetroCallは$30で市内かけ放題という破格の値段でサービスを提供しています。使用周波数は1.9Gで、屋内では電波が弱くなるところも多いので、感覚的にはPHSに近いです。ただ、今のところ、病院での使用や、屋外での使用には不便はないようです。市外に出るときは、今までのプリペイド式を併用すればよいでしょう。


12月9日 サンタが病棟にやってきた。

 今いるところは小児病棟なので、クリスマスになるとそれなりにいろいろな行事があります。

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1.こんなところにサンタが
2.病室に入っていくのを発見
3.先ほどのサンタさんですね。
4.ICUにも来てくれました。
5.患者さんのまえで
6.こんな小さな子にもちゃんと手渡してくれます。


12月8日 大ボスの前立ち

 今日は、多臓器同時移植の日。大ボスが、術者にはいることになりました。今まで、大ボスの前立ちをしたことは無いので、かなり緊張します。いろいろな噂を聞かされていましたからね。外科とは不思議なもので、見知らぬ土地で、初めての人とこうやって共同作業をするわけです。それも何時間も集中してやるわけですし、相手の癖も好みも知らない訳ですから。
 とりあえず、数時間の間、「テキサスでは、器械を投げるのかもしれないが、もっと、器械出しの看護婦さんに敬意を払わなければいけないよ。」などと、いくつかの注意をされましたが嫌われずにすんだようです。いや、ほっとしました。


12月7日 Keep in Touch

 日本でのお別れの時には、「また逢いましょう」ですが、アメリカでは「Keep in Touch。」ということになるでしょうか。年賀状や、クリスマスカードだけになってしまうこともありますが、それでも連絡を取っていたいものです。
 さて、今日は小腸移植の日。ハーベストに行った先生が、「ダラスにいたときの先生にあったよ。」とのこと。ドナーの手術の時に、また、一緒にすることもあるでしょう。
 手術の術式には、日本人の名前が付いているものがあります。小児外科の領域では、先天性胆道閉鎖症に行う「Kasai」方などは代表的なものです。
 今日の手術の患者さんは、「どうも木村法の手術をい受けたことがあるみたいだな。」と手術中に。先天性十二指腸閉鎖への手術ですが、木村先生のところには学生の5年、6年の夏休みに、合計一ヶ月以上も見学にまわらさせてもらったものでした。その結果、外科へ進むことになったのですが、こういうところで名前を聞くことがあるとうれしいものです。


12月5日 ご無沙汰しております

 ご無沙汰しております。いつの間にかに12月になってしまいました。学会の抄録の締め切りが3日だったため、ばたばたとしていました。メールのお返事大変遅くなっていますが、お待ち下さいね。
 メールといえば、ダラスとの病院との間のメールが全く届かなくなってしまいました。向こうのスパムフィルターに登録されてしまったのかも知りませんが、やりとりが、全くできません。抄録や論文も途中で消えてしまって全く困ったものです。今では、電話にファックスという全く原始的な方法に戻っています。
 こちらの方でも、メールの題名に"baylor"という、キーワードが入っていなければ、スパムフィルターで、はじかれてしまいます。スパムと、ウイルスのおかげで、今では電子メールは全く信頼の置けないものになってしまいました。


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