その4 ホワイトサンド国立記念物編(White Sands N. M.) 1,515マイルの旅
1日目(10/5) White Sands N.M.編
ダラス(Dallas, TX)→White Sands N.M. → El Paso, TX
2日目(9/6) El Paso, Meteor Crater編
El Paso, TX→Meteor Crater.→ダラス(Dallas, TX)
1日目(10/5) White Sands N.M.編
ダラス(Dallas, TX)→White Sands N.M. → El Paso, TX
今日も前回と同様に朝7時にダラスを出発、台風の影響でニューオリンズが雨なので、進路を西にとってニューメキシコのホワイトサンドを目指します。ひたすらI-30、20、10、と乗り継ぐと、640マイル9時間半走って、この前ドナーで行った町エルパソに到着します。ホワイトサンドはここからさらに80マイルおよそ一時間です。
ホワイトサンド砂丘は軍の演習場にあるからか、ビジターセンターのすぐ手前のUS70号沿いに国境警備隊?の検問所があります。今まで、他の人のホームページでパスポートの携帯に関する記述がなかったのですが、ホワイトサンドに行くときはパスポートを持っていった方がいいです。
国境警備隊の検問が、
「君は市民か。」
「いいえ、日本人です。」
「パスポートは、どうしてもっていないんだね。」
「そんなものはいつも持っていません。」
係官、僕の名前をINSに調べに行く。
「君の入国記録がコンピューターにないよ。」
「それじゃーソシャルセキュリティーが発行されないでしょ。この番号で調べて。」係官また調べてくると、
「君の名前と生年月日が6名登録されていて、オーバーステイなんだが、まあともかく今度からパスポートは携行するように。」
「。。。。」とても空港でもぎったI-94の半券がちゃんと処理されているとは思えないですね。
5時を過ぎていたためあせっていたので、すっかりピンを買うのを忘れてしまいました。
ビジターセンターと入場の検札はUS70に面したところにあります。このあたりでは、まだ草交じりの砂丘なのですが、中に進んでびっくりまったくの雪景色です。スキーに車で行くのと変わらないような一面の雪景色です。
まるで雪道 |
風紋 |
トレイルの入り口 | 道しるべ |
砂丘の夕暮れ |
一面の雪? |
海原に浮かぶ島 | 飛行機雲 |
公園内にはピクニックエリアや、トイレも完備されていて、いくつかのトレールがあります。ちなみに9月に川崎の会社員の方が道に迷ってなくなったのは記憶に新しいです。
そのうちのひとつのトレールAlkal Flat Trailを歩いてみることにしました。道順をあらわす杭が立っていて、道に迷わずに歩けますが、一面の雪景色が続きます。他にも、ホモと思しきカップルが2組み歩いていましたが、一組は暗くなっても帰ってきませんでした。トレールの入り口に、名前とナンバープレートを記録するところがあったので、いつかは、レンジャーが探しに来るでしょう。個人的にはアメリカの砂丘の中ではここが一番きれいだと思います。
夜にはエルパソに戻って、今日はレッドルーフインにお泊りです。ここはAAA割引で40ドル、モーテル6と同じくACCORのグループですが、モーテル6よりはすこしましなようです。夕食はまたサブウエイということになりました。
本日の走行距離 820マイル(1046km)
2日目(10/6) El Paso, Meteor Crater編
El Paso, TX→Meteor Crater.→ダラス(Dallas, TX)
今日は朝8時にモーテルを出たあとエルパソのダウンタウンに向かいます。エルパソのSantafe橋のたもとまで来ると、歩いてメキシコ側へ渡る人たちが大勢います。ただ、私の場合はJ-1VISAでややこしいことになるので出来ませんでしたが、普通の観光ビザならここで歩いてわたることが出来ます。
エルパソいないは市内はまるでメキシコのような風景ですが、ある意味ではイメージどうりのテキサスです。Senic Dr.という眺めのいい道路が市の北側にあって、そこから町とメキシコが一望できます。
あとは、I-10を一路東に向かいます。途中、別の国境にもよりましたが、ここは小さな橋が架かっているだけの本当に地元の国境といえるものでした。その先のSierra
Blancaという町の近くで、また国境警備隊の検問に引っかかりました。昨日と同じようなやり取りがなされましたが結局は免許証も確認せずじまいでした。最近は厳しくなったのでしょうかね。
一路ダラスを目指す予定だったのですが、I-20上MidLandの西側にMeteor Craterという標識があったのでよってみることにしました。I-20から2マイルほどの油田の上にある隕石のクレーターの跡ですが、規模としては小さくただの沼地のようです。ただ、10月1日にビジターセンターが新しくなったばっかりのようで、おじいさんがしきりに説明をして「そこの来客者名簿に名前を書いていってくれと。」しつこかったです。
さらに戻ってI-20を東に向かうと空港から黒煙が、どうもエアーショーをやっているようで、その爆撃のショーのようです。最初は飛行機が墜落したのかと思いました。
途中激しい雷雨にあい車が走れなくなったりしましたが10時過ぎにダラスに到着しました。今回の公定が一泊で行かれる距離としては最長のものとなりそうです。
本日の走行距離 695マイル(953km)
更新記録
●2002年10月6日:新規公開