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インタビュー
Interview

 アメリカでインタビューを受けたときの様子について説明します。


  一般的なインタビューだと一日かけて回診を見学したりしながら、ボスを始めスタッフとそれぞれ数十分ずつ面接をしたり、一緒に食事をしたりしながら過ごします。
 後で、それぞれにインプレッションを話し合って、最終的に合否が決まることになります。管理人もフェローの立場から、異所に食事をして、後でディレクターに報告しています。
 何が一番重要視されるかと言ったら、本人が優秀かどうかということもさることながら、「一緒に快く働けるか?」「一生懸命働いてくれるか?」ということが重要になります。ここでのインプレッションは驚くほどみんなで一致しています。
 とりあえずは、礼儀正しくして、よく質問をして熱心さをアピールするのがよいのではないでしょうか。
 まあ、もっとも、面接によっては学会場でボスに会うだけと言うこともありましし、必ずしも一般的にはいえません。
 あと、ポイントとしては日本に帰るからと言うことをアピールした方が、採用される可能性が高くなります。


読者の声

アメリカの心臓外科フェローのポジションは比較的余裕があります。日本人でもECFMG certificateがあればその気になればポジションを見つけることは可能です。ただその時はアメリカの正規フェローとは違うinternational fellowという身分になるので、施設によって執刀症例数などの待遇がかわってくると思います。一般外科レジデントから心臓外科フェローになるのは、非常に困難だと思います。一番の近道は日本である程度臨床経験をつんでからfellowとして渡米することだと思います。コネがあればUSMLEの点数は関係ありません。

心臓外科fellow - 2004/05/07(Fri) 03:23 No.1266

はじめての投稿になります。
今年の2月にトロント小児病院のクリニカルフェローのinterviewを受けてきました。
私のinterviewの時は朝8時からprogram directorとの面談が40分、ここでは何故このプログラムに応募したのか、何がやりたいのか、日本で何をやってきたのか、などを聞かれました。そのあとカンファレンスに参加し、続いてhead、他のstaff達それぞれ20分づつくらいと話をしました。このときは各々の専門分野の説明を受けるほうがメインでした。昼食はchief-fellowと一緒にランチミーティングに参加、その後1時間ほどお茶をしながら雑談をしました。fellowの目からみたprogramの長所短所、あるいは不満など本音が聞けたので振り返ってみると一番面白かった時間です。午後は午前と同様にstaff達とそれぞれ20-30分程度の面接、終了したのが17時で合計12人と会っていました。私の周りにもinterview経験者がおらず、面接のスケジュール表が送られてきたときにはどうなることかと思いましたが、行ってみると非常にフレンドリーで楽しかったですね。
カナダと多少事情が異なるかもしれませんが、参考になれば幸いです。またyahooUSAで検索するとレジデント向けのinterviewの傾向と対策のようなサイトが多数でてきますので参考になるかと思います。(こんなことを聞かれるとか服装や態度の注意点なども書いてありました)度胸さえあれば何とかなると思いますので頑張ってください。(自分は幸い受け入れOKとなり来年7月からの採用が決まりました。最近諸手続きをはじめたところです)

おにぶた - 2003/10/02(Thu) 13:29 No.712



更新記録
●2002年7月4日:新規掲載

●2002年12月12日:読者の声を追加しました。


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